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ざんねんな「どくおや」事典(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #毒親 #過干渉
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回をちょっと振り返りましょう。「中学受験に関わっていると嫌でも『毒親』の定義にピッタリ当てはまる親御に出くわします」「この「毒親」というのは…過干渉や暴言・暴力などによって子どもに重圧を与えたり、親の都合を優先して子どもを構わなかったりする親のことを指すそうです」今回は中学受験におけるざんねんな「毒親」の生態?について触れていきます。受験生をお持ちのアナタ、他人事と笑ってられますか?冷静に自己分析してくださいね。
まず「毒親」の定義の一つである「過干渉」について。志望校選びから日々の勉強に至るまで、親御の思う通りに子どもが動かないと気が済まない。「医者にさせたいから灘に行かせる。灘以外は行かせる意味もない。」「将来総理大臣になるなら開成一択よ!」「お金がかからないから神大附属だけ。ダメなら公立。」随分鼻息が荒いようですが、そんなに選択の幅を狭めてどうしようというのでしょうか?お子さんを洗脳するだけ洗脳しておいて、お子さんがその道から外れた時どう言うつもりでしょうか?「親がこんなに考えてやったのに、お前がその期待に応えないのが悪い!」「こんなにお金を払ったのになぜウチの子が合格できないの?塾は何やってるのよ!」「なんでウチの子が落ちて、バカだったアノ子が受かるのよ?裏口でも使ったんじゃない?憎たらしい!」
聞くに堪えない罵詈雑言ですが、ここまででなくとも普段からその兆候は見えるものです。意外と思うかもしれませんが、その兆候とは「宿題等の家庭学習でお子さんが行き詰っていると、スグに親御が教えよう手を出すこと。」それのどこがイケナイのよ?と言う方もいるようですが、これこそ「過干渉」地獄一丁目の入口。表向きは「苦しんでいる我が子を助けようとしている優しい親」に見えますが、その実「ああ、じれったい。ウチの子がこんな簡単な問題もできないなんて…恥ずかしくて見てらんないわ。」といったところでしょう。自分の思ったように動かない(動けない)お子さんに対するネガティブな態度どいう点ではこれも充分立派な「過干渉」です。
「親がスグに教える」ことを学んでしまったお子さんは、やがて自分の頭で考えることを放棄するようになります。だって「わからない」と言ったら親がスグに答えを教えてくれるんだから。そっちの方がラクだもの。「塾なんかよりお父さんの教え方の方がよくわかるぅ」なんておだてておけば機嫌も良くなるし。お子さんの方がよっぽど上手ですな。それでも学力が向上するのならまだいいんですが、言うまでもなくそんなことはあり得ません。そして、学習内容のレベルが上がっていよいよ親御が対応できなくなると、そのシステム?も破綻することになるのです。「親がこんなに教えてやってるのに、お前は一体何をやっているんだ!」と。
当塾では、入塾に当たり、保護者の方にこう申し上げております。「親の基本姿勢として、宿題を教えないでください。」解答できなかった問題があったとしても、塾でのお子さんの様子やノートの中身を見れば、本気で考えてきたかどうかくらいわかります。親御が教えたのかどうかも。「親が教える」のは百害あって一利なし。でも、中学受験の経験がない親御にはいくら言ってもなかなか理解してもらえないことも多いんです。次回はその辺のお話しを。では、また。
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まず「毒親」の定義の一つである「過干渉」について。志望校選びから日々の勉強に至るまで、親御の思う通りに子どもが動かないと気が済まない。「医者にさせたいから灘に行かせる。灘以外は行かせる意味もない。」「将来総理大臣になるなら開成一択よ!」「お金がかからないから神大附属だけ。ダメなら公立。」随分鼻息が荒いようですが、そんなに選択の幅を狭めてどうしようというのでしょうか?お子さんを洗脳するだけ洗脳しておいて、お子さんがその道から外れた時どう言うつもりでしょうか?「親がこんなに考えてやったのに、お前がその期待に応えないのが悪い!」「こんなにお金を払ったのになぜウチの子が合格できないの?塾は何やってるのよ!」「なんでウチの子が落ちて、バカだったアノ子が受かるのよ?裏口でも使ったんじゃない?憎たらしい!」
聞くに堪えない罵詈雑言ですが、ここまででなくとも普段からその兆候は見えるものです。意外と思うかもしれませんが、その兆候とは「宿題等の家庭学習でお子さんが行き詰っていると、スグに親御が教えよう手を出すこと。」それのどこがイケナイのよ?と言う方もいるようですが、これこそ「過干渉」地獄一丁目の入口。表向きは「苦しんでいる我が子を助けようとしている優しい親」に見えますが、その実「ああ、じれったい。ウチの子がこんな簡単な問題もできないなんて…恥ずかしくて見てらんないわ。」といったところでしょう。自分の思ったように動かない(動けない)お子さんに対するネガティブな態度どいう点ではこれも充分立派な「過干渉」です。
「親がスグに教える」ことを学んでしまったお子さんは、やがて自分の頭で考えることを放棄するようになります。だって「わからない」と言ったら親がスグに答えを教えてくれるんだから。そっちの方がラクだもの。「塾なんかよりお父さんの教え方の方がよくわかるぅ」なんておだてておけば機嫌も良くなるし。お子さんの方がよっぽど上手ですな。それでも学力が向上するのならまだいいんですが、言うまでもなくそんなことはあり得ません。そして、学習内容のレベルが上がっていよいよ親御が対応できなくなると、そのシステム?も破綻することになるのです。「親がこんなに教えてやってるのに、お前は一体何をやっているんだ!」と。
当塾では、入塾に当たり、保護者の方にこう申し上げております。「親の基本姿勢として、宿題を教えないでください。」解答できなかった問題があったとしても、塾でのお子さんの様子やノートの中身を見れば、本気で考えてきたかどうかくらいわかります。親御が教えたのかどうかも。「親が教える」のは百害あって一利なし。でも、中学受験の経験がない親御にはいくら言ってもなかなか理解してもらえないことも多いんです。次回はその辺のお話しを。では、また。
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