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夏期講習「お祈り」ブログ(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #夏期講習 #基礎学力
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。小学校の終業式も終わり、塾では夏期講習の時期となりました。昔から「夏は受験生にとっての天王山」などと言われていますが、「じゃあ、夏期講習を乗り切ったらラクになるの?」と聞かれたら「そんなわけねぇだろ!」となります(笑)でも、小学校縛りから長期間逃れられる夏期講習がとても貴重なものであることも、これまた紛れもない事実。溜まりがちだった課題を一気に片付けて弱点をつぶし、基礎学力を高めるまたとないチャンスだから。その前提として、お子さんがモチベーションを上げて「勉強漬け」の日々を送る覚悟が欠かせませんが。
一方、こういった場面でも「中学受験を知らない」親御の甘さが問題となります。中学受験を自ら経験していない親御さんでも、今の中学受験に関してしっかり情報収集し、お子さんの状況をきちんと把握し、信頼できる(と判断した)アドバイスには素直に耳を傾ける…等という姿勢が持てるのなら、決して「中学受験を知らない」ことにはなりません。しかし、中学受験の経験もないのに、公立高校受験の感覚しかない、小学校に毛の生えた程度の勉強でいいのだろうと軽く考える、都合の悪いことは聞かない(フリをする)…では、基本的に実力テストとなる中学受験で上手くいくはずもありません。仮に中学受験の経験があっても、時代の変化についていけなかったり、見栄ばかり優先していたりするようでは、やはり「中学受験を知らない」親御です。
夏期講習に対して「中学受験を知らない」親御が望むこと、それは「今まではピリッとしなかったけれど、夏が終わったら志望校の合格ラインに入れるわよね?そのために高い講習代払っているんだから!」前にも言いましたが、どこまでも他力本願なんですね、思考回路が。打出の小槌でもあるまいに。教材やカリキュラムがどんなに優秀でも、講習代がどんなに高くても?当のお子さん本人がまず勉強しなきゃ話にならんのですわ。そして、親御さんもそういう環境を整えて陰ながら(←ここが大事!)全力で応援してやらんと。それもないのに「夏期講習で一発逆転」なんて、どこまでムシがイイんだか…
夏期講習が大事なのは「即効性があるから」ではありません。本気で勉強したことがない人ほど、珍しく?勉強したら結果がすぐについてくると思いがちですが、点数にそれが反映されるのは大体2~3ヶ月後のこと。目指せるレベルがおおよそ見えてくる秋の模試が実施される時期です。それまで積み上げた基礎学力がどれくらいなのかが出てきます。ここで志望校のレベルに遥かに足りないのなら、そこからの巻き返しはほぼ絶望的。なぜなら、たとえ反省してそこから基礎を頑張り直しても入試に間に合わない可能性が大だから。残念ながらギアチェンジが遅すぎた…という訳です。
こんなことを言うと「だったら、夏が終わったらもう合否は決まっているということ?でも、入試前の追い込みで逆転したなんて話も聞くわよ。2学期からでは間に合わないなんてウソでしょ!」と、夏期講習が上手くいかなかった「中学受験を知らない」親御に難癖をつけられちゃいそうですね。でも、そんなことを言っているから「中学受験を知らない」と言われるんですよ。基礎学力をつけた後は、勉強の内容が変わるということをご存知ない。そこからは「実戦力」を高める勉強にシフトするんです。こちらはやり方やタイミングを誤らなければ「即効性」があります。「だったら、基礎学力が足りなくてもそちらの勉強をやればいいんじゃない!」また「だったら」ですか?基礎学力がないのに実戦力も何もあったものではない、ということくらいわかりませんか?やっぱり「中学受験を知らない」んですね。仕方ないので、せめてお子さんが実り多き夏期講習を過ごされますよう「お祈り」申し上げます。就活の「お祈り」メールではありませんけどね。では、また。
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一方、こういった場面でも「中学受験を知らない」親御の甘さが問題となります。中学受験を自ら経験していない親御さんでも、今の中学受験に関してしっかり情報収集し、お子さんの状況をきちんと把握し、信頼できる(と判断した)アドバイスには素直に耳を傾ける…等という姿勢が持てるのなら、決して「中学受験を知らない」ことにはなりません。しかし、中学受験の経験もないのに、公立高校受験の感覚しかない、小学校に毛の生えた程度の勉強でいいのだろうと軽く考える、都合の悪いことは聞かない(フリをする)…では、基本的に実力テストとなる中学受験で上手くいくはずもありません。仮に中学受験の経験があっても、時代の変化についていけなかったり、見栄ばかり優先していたりするようでは、やはり「中学受験を知らない」親御です。
夏期講習に対して「中学受験を知らない」親御が望むこと、それは「今まではピリッとしなかったけれど、夏が終わったら志望校の合格ラインに入れるわよね?そのために高い講習代払っているんだから!」前にも言いましたが、どこまでも他力本願なんですね、思考回路が。打出の小槌でもあるまいに。教材やカリキュラムがどんなに優秀でも、講習代がどんなに高くても?当のお子さん本人がまず勉強しなきゃ話にならんのですわ。そして、親御さんもそういう環境を整えて陰ながら(←ここが大事!)全力で応援してやらんと。それもないのに「夏期講習で一発逆転」なんて、どこまでムシがイイんだか…
夏期講習が大事なのは「即効性があるから」ではありません。本気で勉強したことがない人ほど、珍しく?勉強したら結果がすぐについてくると思いがちですが、点数にそれが反映されるのは大体2~3ヶ月後のこと。目指せるレベルがおおよそ見えてくる秋の模試が実施される時期です。それまで積み上げた基礎学力がどれくらいなのかが出てきます。ここで志望校のレベルに遥かに足りないのなら、そこからの巻き返しはほぼ絶望的。なぜなら、たとえ反省してそこから基礎を頑張り直しても入試に間に合わない可能性が大だから。残念ながらギアチェンジが遅すぎた…という訳です。
こんなことを言うと「だったら、夏が終わったらもう合否は決まっているということ?でも、入試前の追い込みで逆転したなんて話も聞くわよ。2学期からでは間に合わないなんてウソでしょ!」と、夏期講習が上手くいかなかった「中学受験を知らない」親御に難癖をつけられちゃいそうですね。でも、そんなことを言っているから「中学受験を知らない」と言われるんですよ。基礎学力をつけた後は、勉強の内容が変わるということをご存知ない。そこからは「実戦力」を高める勉強にシフトするんです。こちらはやり方やタイミングを誤らなければ「即効性」があります。「だったら、基礎学力が足りなくてもそちらの勉強をやればいいんじゃない!」また「だったら」ですか?基礎学力がないのに実戦力も何もあったものではない、ということくらいわかりませんか?やっぱり「中学受験を知らない」んですね。仕方ないので、せめてお子さんが実り多き夏期講習を過ごされますよう「お祈り」申し上げます。就活の「お祈り」メールではありませんけどね。では、また。
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