中学受験もジェンダーフリー（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #共学化 #ジェンダーフリー

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。夏休みを前に「ふっと」一息ついていた矢先、当塾の卒塾生がお子さまをつれて「暑中見舞い」にやってきてくれました。何回かこのブログにも登場しているアノ子です。もう3歳半。自分の手でしっかり塾のドアを開けて「こんにちは！」私たちの顔を覚えているのでしょう、元気なその声に、少し「ふっと」が「ホット」になりました。塾長の顔を見て大笑いした？と思ったら、塾の机の前にチョコン。そして本を取り出したと思ったら「これは？これは？」の質問攻撃。そこで、私（当塾教室長）はかねてより用意していた「或るプレゼント」を取り出しました。

それはフェルトの中に綿をつめて、更にその周囲にイチゴやサクランボをやはりフェルトで作って縫い留めた「手作りニセものケーキ」の詰め合わせ。それらをクリスマスケーキの箱に詰めて「ハイ、これなーんだ？」「ケーキ！」うれしそうにそっと取り出すと…生の食べられるケーキとは違うの？とびっくりしつつも嬉しそうな顔。さあ、そこから始まりました、私とのお店屋さんごっこ。「いらっしゃいませ、ドレニイタシマスか？これはイチゴがアリマス。」と聞かれて、私「これとこれを下さい」と言うと「ハイ、わかりました。全部で50えんになります。ふくろはドウイタシマスか？」さすがＳＤＧｓ。お店屋さんごっこにも到来ですな、レジ袋削減。

兵庫県の滝川中学が共学化する、と当ブログで以前ご紹介したところ「ホンマ？いい加減なこと言わんといてや」とか「んなアホなことがある訳ないやろ。ＯＢが許さんわい」などという不穏？な電話を頂戴いたしましたが、当塾の情報は確かなところからの確かな情報です。先日の滝川中高の塾説明会でも校長先生が明言されましたことを改めてお伝えします。「2024年4月から女子を受け入れます。ただし、医進選抜コースとScience Globalコースのみの募集です。」今年の滝川中学の入試はやや厳しかったようで、新設のミライ探究コースの合格最低点も高かったようです。ここに更に弾みをつけて、ということなのかもしれませんが、多くなりましたね「共学化」

思い起こせば兵庫県で、男子校から共学に踏み切った私学といえば、中高一貫校では「三田学園」「関西学院」また高校では男子校だった「育英」「神戸弘陵」女子校だった「神戸野田」などが共学化に踏み切っています。「須磨学園」とその系列の「夙川」も女子校が共学化した学校です。また、東洋大姫路高校も男子校から共学になり、さらに中学校も併設し現在に至っています。ジェンダーフリーがいわれて「男子」「女子」という枠組を取っ払ってというのは制服にも表れています。「女子＝スカート、男子＝スラックスズボン」というのではなく女子でもスカートでなくても良い、という選択肢も増えてきています。型にとらわれることなく過ごしやすい、快適だと思う格好で通学してもらいたい、ということでしょう。

レジ袋を断るのは正にイマドキなのでしょうが、冒頭の「イラッシャイマセ！」にしても、イマドキは「店員は女の人」と決めつけるのもダメなようですね。滝川中高の共学化からもう少し「男子校・女子校、そして共学とは」このテーマについて深めていきます。探究学習についても述べたいし…新学習指導要領は「学びを人生や社会に生かそうとする『学びに向かう力・人間性等』の涵養」「生きて働く『知能及び技能』の習得」「未知の状況にも対応できる『思考力・判断力・表現力等』の育成」すべての子ども達に対してこれらを学ばせるべく、2022年より小中高で実施されています。ジェンダーフリーはその入口？そうそう、アノ子が今度塾に遊びに来た時に、やってみましょうか。イマドキのおままごと。では、また。