私立中学合格、それから…英語編③（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #中学英語 #私立中

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。昨日は兵庫県の県立高校の推薦入試の発表でした。推薦だったらみんな合格するんでしょ、なんてことはありません。「学校から推薦されたんだから大丈夫っしょ」なんて志願した段階で合格した気分でいると（これが結構いるんですよ）、いざ「不合格」の通知を貰った時に立ち直れないような子もいます。無理押しして中学校から推薦を取り付ける子もいるようですが、中学校の先生は「推薦がダメでも一般試験があるから」と軽くお考えかもしれませんが、でも一回でも「合格するかも」との淡い期待を抱いてしまった15歳のココロ、そう簡単に気持ちの切り替えができるものでしょうか？何はともあれ合格した受験生、おめでとう！残念だった受験生、明日があるさ。チョット泣いたら顔を上げてもう一回行ってみよう！

さて「中学英語入門」のお話しです。私立中では「副教材」というものがある、と先日書きました。「それって何？」まあ手っ取り早くいえば、検定教科書では簡単すぎるので更に英語力をつけていくための指南書、と申しましょうか。有名なのは「progress（プログレス）」です。全国にあるミッション系の学校で採用されています。兵庫県では神戸海星女子学院中で採用されています。

元々は六甲中高で教鞭をとられていたロバート・Ⅿ・フリン先生が30年以上前に作成されたもので、四半世紀を超える歴史を持っています。当時から既に「英語4技能」を鍛えられるような内容となっており、今は改訂されてはいるもののやはり難解であることは変わりません。会話表現も多いのと、扱う単語の数も「パねえ」です。しかし、六甲学院は現在は「progress」ではなく違う教材を使っているようです。

また「NEW TREASURE（ニュートレジャー）」を使っている私立中も多くなってきています。須磨学園中・白陵中・西大和学園中などで採用されているようです。他に「5－stage」というものもあり、「NEW TREASURE」と「5－stage」両方使っている学校もあるようですから、そりゃ差もつきますか。灘中学は担当の先生によって使う教材も異なるようですが、授業スピードの速さが「パねえ」ということだけ、言っておきましょう。Raⅾ！ちなみに当塾代表が灘にいた時の英語担当は今の校長で、中学では「最高学習」という参考書を主に使用していたとのこと。かなり昔のことなので記憶違いだったらスンマセン…だそうです。

春休みの英語の宿題としてペンマンシップが出されるところも多いと思います。「NEW TREASURE Penmanship」ではアルファベットの他に、単語や英文も出てきます。附属のCDで音声も収録されています。しっかり「音」から英語を、という狙いのようです。他にも洋書を一冊読ませて「レポートを書いてくるように」というような課題を出す学校もあります。「現時点ですべて読めなくても構わない」とのようですが…Rad！

当塾でも「ペンマンシップ」的なことから始めますが、すみません、いきなり単語テストです。そしてI、youから英文の暗記のスタートです。と言っても、「書くこと」はまだまだ。まず英文を口に出して言えるようにしてもらいますが、その英文ですが「私はエミリーです」とか「あなたはトムです」ではアリマセン。例えば「私はモテモテです」「私はカワイイです」「あなたは二枚目です」「あなたはダサいですね」「私は賢いです」「私はイケメンです」「あなたはマザコンです」等の文を先ず大きな声で恥ずかし気なく、笑いながら言ってもらいます。恥かしくないよね？そのくらいの図々しさが英語学習の第一歩だと思うのですが（笑）しっかり暗唱して、入学までに発音もバッチリにしてもらいます！

次回は「英語の曲」についてお話ししますが、「大きな古時計」や「森のくまさん」の英語バージョンにみんな大笑い…というか「こんなものが原曲だったんだ」との発見も大いにアリです。この他にも、ビートルズやカーペンターズ、ビリージョエル等も登場します。この続きは次回。では、また。