連休明け「五月病」で済めばいいけど…（神戸市北区の中学受験専門塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #五月病 #家庭学習

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。今年のゴールデンウィークも終わりましたね。「ゴールデンウィーク」この言葉は、元々は映画会社が集客目的で作った宣伝用語なんだとか。飛び石の間も埋めちゃって10連休の人も少なくなかったようで、イマドキは飛び石の「平日」に学校を休ませるのも至って平気なんだそうですね。知らんけど(笑)で、ギリギリまで遊んどいて次の日から早速会社だ、学校だ…しんどい、行きたくない…いわゆる「五月病」も激増しているのだとか。尤も、最近は入学・入社しても「五月」までもたない例も多いようなので、特に珍しくもないとも言えるのでしょうか。しかし、この状況がこの国の将来にとって↑か↓かと聞かれたら、まあ流石に言わずもがなでしょうね。知らんけど(笑)

さて、連休明けなのは中学受験の勉強をしているお子さんたちにとっても同じこと。流石に小6で完全にOFFだったというお子さんは少なかったとは思いますが、学校が再開して元の日常に戻っているはずなのになかなか学習ペースが取り戻せないという事例もよく聞きます。いつも通りのつもりでもどこか気持ちがフワフワと浮ついているような感覚。ケアレスミスが多くなるのも「症状」の一つ。意識して学習の強度を上げて5月中になんとかペースを取り戻しましょう。文字通り「五月病」で食い止めるのです。これが六月、七月にまで長引けば大問題。そうなると、かなりの確率で志望校を「下方」修正する羽目になるでしょう。夏休みに頑張れば大丈夫？頑張るのはあなたのお子さんだけなの？「夏休みに入ってからペースを取り戻そう」と考えている時点でもはや遅きに失していることに気付いてください。そうなってから「まだ5月なんだし、遊べるのも今のうちだから…」と手綱を緩めたことを後悔しても、残念ながらもう手遅れですよ。対策を打つなら今しかありません。少し厳しめで勉強させることをオススメします。

では、小5以下ではどうでしょうか。まずはこの連休中の生活を思い出してみてください。普段に比べて学習の質と量はどうだったでしょうか？学校がない分、本来は少しでも増やしてもらいたいところ。「普段と同等」はマイナスと見ていいでしょう。同等またはそれ未満だったという場合は、家庭学習の環境が整っていないと言えます。保護者の意識も含めて、中学受験をさせようとする家庭の学習レベルには達していないということ。休みの度にどんどん差をつけられてしまうことでしょう。それでもご家庭の「お休みスタイル」だけは譲れない！ということなら、中学受験は撤退されて構わないと思いますよ。どこまでいっても中学受験なんて少数派で特殊なんですから、撤退すること自体はそんなに屈辱的でもありません。え？周囲に「ウチの子は○○中に行かせるのよ」と豪語してしまって後に引けない？知らんがな(笑)では、また。