阪神間の中学受験に正月なし(´;ω;｀)（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #メンタルケア #阪神間

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。本年2日目。2022年最初の日曜日です．近頃はスーパーも「正月三が日は休日」というところがあり、年末・お正月と授業のある私（当塾教室長）などは、少々困って31日の閉店間際「爆買い」でした(笑)。従業員の方のメンタル面のケア、という視点からのようです。でも、だからこそでしょうか、コンビニは忙しいようです。ただでさえコロナ禍で「巣ごもり需要」なのですから。外食などもこのお正月良いのでしょうが、やはり慎重にならざるをえないようです。

確かに気をつけたいですよね、特に受験生の体調管理は受験生のみならず、親御さん達にもお願いします。尤も、イマドキの親御さんたちのメンタルにも困ってしまうことがあります。あれもこれもとお子さんのために気を回すのは良いのですが、家でびっしりママ塾のスケジュールが管理されていて、帰宅したら塾の宿題どころかそっち優先。お子さんは反抗的になり両方の課題とも無視。「こんなんじゃ合格しないわよ！」そのイライラピリピリ、お子さんにうつるんではないでしょうか。

また、直前演習の結果を見てどうされているでしょうか？入試直前の演習での点数に、一番追い込まれているのは当の受験生。これは中学受験に限りませんが、頭を抱えて逃げ出したくなるのも受験生。塾によってはトップ10や点数を貼り出すところのはずもあり、ピリピリくることもあるでしょう。そのテストで良い点を取っていたらいいですが「○○ちゃんに今回も負けたじゃないの。恥ずかしくて塾に行けないわ！」塾のママ友とのお付き合いもタイヘンです。

それでも、子どもって結構タフな面も持っているもの。ツンデレではありませんが、本心をあまり言わない子どももいます。それを根掘り葉掘り聞き出そうとすること自体がお子さんのストレスにもなることもあるのではないでしょうか。塾できつい思いをしているお子さんのメンタルケアをお願いいたします。

さて、当塾では徹底的にこの数日過去問演習をしています。10年分以上は解くでしょうか。前期後期などの試験問題も年度分通しで解いてもらい、現時点での得点をシビアに知ってもらいます。合格か不合格か、あと何点足りないかも「数字で」示します。足りない場合は「あと何点分をどうするか」を詰めていくわけです。反対に、合格点に達していても「更にどこを上げていけるか」弱点の攻略に再度テキストに戻っていきます。どこかの塾ではありませんので、塾の仲間たちとの順位が…なんてこともありませんから、変に仲間の眼を意識することもありません。

弱点はテキストに、基本に戻ってもう一度確認してみましょう。立体の切断、ニュートン算などは難解そうに見えますが、そのコツのつかみ方は一人ひとり異なりますから、アプローチの仕方も一人ひとり違ってきます。「たまたま前日やった問題が、今回のテストに出た！」なんてこともありますが、その「やったことが出た」の喜びは「何かの本で」「何かの解説を暗記して」ではなく「自分で解いた」ことからきてほしい、それこそが今、過去問演習をする意味ではないでしょうか。

いよいよ間近に聞こえてきた受験の足音に一層の闘志を燃やすのか、それとも不安に駆られて萎えてしまうのか…親子ともども今こそメンタルの強さが問われる時。いつまでも正月気分に逃げていないで、現実に目を向けましょう。入試を受ける前に既に戦意喪失…では話になりませんからね。阪神間の中学受験に正月なし(´;ω;｀)　では、また。