受験の成否は元旦にあり？（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #一年の計は元旦にあり #虎に翼

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。2022年明けましておめでとうございます。2022年初ブログです。このブログを書いているということは…ハイ、当塾も新年から絶賛授業中？です。朝の9時半から、小6限定ですが。大抵の午前入試も9時くらいから始まるので、登塾したらまずは演習からスタート。一通りのことが終わるとお弁当タイムに。お、紅白の蒲鉾やら黒豆やら、流石にお正月らしいおかずが入っていますね。まあ、正月気分もこれくらいにしておいてもらいましょう。さあ、食後に一息入れたら、また夕方まで頑張ってくれよな。

「えー、いいじゃないの、元日くらい。ゆっくり休ませてあげたいわ、これからが本番なのに。せめて午前中はおじいちゃんおばあちゃんのところで、美味しいものを食べさせて、お年玉ももらって…」なんてお考えなら、ぶっちゃけ「かなり甘い！」と言わせていただきます。「これからこの子は塾があるからもう帰りますね。受験生だから。」と帰路についたとしても、お子さんは気もそぞろ、親戚一同が集まったりして、美味しいものをつついている中の中座。後ろ髪を思いっきり引かれていますから、悲しくなってしまい、これから塾で勉強だというモードに入らないでしょう。例えて言えば、お友達と楽しく遊んで、すっかり遊びモードの中にいきなり「さ、あなたはこれから塾があるから帰るわよ」と、お母さんに手を引かれて一人だけ、お友達の家から帰らされるのと同じ状況ですからね。

「私たちだってお正月よ。親戚の子もみんな集まるのよ。」でも小6の受験は今限り。しかも関西は1月入試。受験まであと2週間。受験生をお持ちなら、ご家族の方もこれくらいの辛抱はお願いしたいところ。「蟻の穴から堤も崩れる」と韓非子の教えにもあります。今日は元日。「一年の計は元旦にあり」この諺、正しくは「一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり。」というもの。なるべく計画は早めに立てなさい、ということです。あ、「元旦」というのは元日の朝のことを指しますので念のため。しっかりとした早い時期の心構えこそがすべてを決めていく、ということでしょう。

「元日の朝くらい、ちょっとくらいなら」でも、受験後に「後悔先に立たず」とならないよう、受験生とその家族の皆さん、気を引き締めて合格を目指しましょう。ちょっとだけのつもりで浸った正月気分のせいで受験前に一気に学力が落ちた例も実際にあります。コロナ禍で迎えた2回目の新年。今年は36年に一度の「五黄の寅」の年。でも中学受験では「虎の巻」をアテにしないように。そんなものはありません。一人で立ち向かっていく12歳の決意こそが「虎に翼」。しっかり合格を勝ち取りましょう！では、また。

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