政界だけに非ず…塾業界を蝕む「老害」⑦(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #教材作成 #弁護士

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2021/04/04 政界だけに非ず…塾業界を蝕む「老害」⑦(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #教材作成 #弁護士

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回の話の続きから。黎明期の塾業界で築いた老人会…ではなく人脈をフル活用し、受験産業関連の会社を立ち上げたある経営者。受験情報誌の中では「受験生のお母さんの味方です」優しい教育評論家のセンセイを演じていますが、会社の利害が絡むとなると途端に態度が豹変します。

 

特に自分に対して真っ向から逆らおうものなら、たとえ相手の方が正論であろうともヒステリックなまでに攻撃します。むしろ、自分の方が分が悪いとわかっているからこそ、これまで培ってきた?手練手管を駆使して強引にねじ伏せようとしているのかもしれません。どこまでも自分の過失を認めないというのでは、車で事故を起こしたどこかの上級国民と同じで、やはり「老害」と言われても仕方ないでしょう。

 

ある受験産業関連A社の経営者から、教材作成の依頼を受けたB氏の話。その仕事はA社が出版会社のC社から請け負ったもので、本来であればA社のスタッフが作成するのですが、要はB氏がその下請けを引き受けたということ。しっかりした会社であればきちんと業務委託契約を結んで書面をお互いに交わすところですが、A社はそういうことをしなかったそうです。A社の経営者を前から知っていたB氏はそれでもまあいいかと思い気軽に引き受けたのですが「今から思えば、その時点でやめておけばよかった。」と後悔することに。

 

依頼の数日後、B氏の下にA社から作成指示書が送られてきました。ところがその指示書はあくまでもA社宛のもので、B氏にとってはよく理解できない内容があったのでA社の経営者に問い合わせたところ「同じ教材の旧版があるのでそれを参考にしてもらいたい」と返事が。そこで、B氏は指示に従って教材を作成してA社に納めたのですが、しばらくして「C社から修正依頼が来ているので対応してほしい」とA社から連絡がありました。

 

その修正依頼を見たところ、旧版を参考に作成した部分がことごとくNGになっていました。添えられた朱書きには「打ち合わせした内容が反映されていません」はぁ?そんなの聞いてないよ!と思ったB氏、早速A社に連絡を入れますが「とにかくC社が求めていた修正を施して原稿を返してほしい」と言われ、止むを得ずその通りにして再び納品しました。

 

ところが、しばらく後に来たA社の経営者からのメールに激怒することに。「C社から『教材の出来に大いに不満がある。作り直してほしい。』と要求があった。これ以上貴殿に修正依頼する時間もなかったので、止むを得ずこちらで対応した。トータルで赤字が出てしまったので、当初お約束した報酬を減額させていただきたい。ご不満もあるかとは思うが、事情をお察しいただきたい。」

 

これにB氏も反論のメールを返信。「すべて指示通りに作成したはず。それでも『出来が悪い』というなら甘んじて受け入れるが、どこがどう悪かったのかすら教えてもらえないのか。いずれにしても、御社にそれだけご迷惑をかけたというのであれば報酬は辞退する。しかし、こんなに簡単に当初交わした約束を反故にするのはいかがなものかと思うので、然るべきところに相談することも考えている。」

 

今度は即座にA社の経営者から反応が。「ご不満がおありということなら、少額訴訟でも何でもどうぞ。こちらはいつでも受けて立ちますよ。尤も、教材作成とか塾とかに詳しい弁護士がいるとは思えませんが。要は金が欲しいだけなんだろ?という、とても不愉快なメールだったそうです。呆れたB氏は「報酬は辞退すると言ってるのですがね。一体何が言いたいのですか?」ともう一度返しましたが、その後は一切梨の礫だったとか。B氏は最後にこう吐き捨てました。

 

本当は、自分の言っていることこそが法的には通用しないとわかっていたと思うよ。だから、ああやってなんとか言いくるめようとしたのだろう。彼にとっては『本来ならゼロでもいいところを、少しでも払ってやると言っているのだからいいだろう。』という理屈だったんじゃないかな。それにしても腹立たしいよ!年下だからと言って他人をなめるのもいい加減にしろよ!

 

お世話になっている弁護士の先生にこの話をしたところ「やはりきちんと書面は交わすべき。内容に疑問があるのなら『弁護士に見せてから契約します』でいいんだよ。中には『弁護士を入れるなんて、そんなに俺のことが信用できないのか?』なんて言うのもいるけど、真っ当なら弁護士や法律も怖くないはず。相手がそんななら、そんなヤツとは端から仕事しないことだね。僕も司法試験受けるまでの間、塾講師や教材作成をしていたから事情はよくわかるよ。君も同じようなことがあったら相談しに来たらいいよ。」とアドバイスいただきました。さて、この「老害」シリーズも随分長くやってきましたので、次回で最後にするつもり。では、また。

 

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