政界だけに非ず…塾業界を蝕む「老害」⑥(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #世代交代 #進路指導

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2021/04/02 政界だけに非ず…塾業界を蝕む「老害」⑥(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #世代交代 #進路指導

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回の話を言い換えれば「健全な世代交代がなされないことが、『老害』が吐き出す最も醜悪な『毒』といえる。」とでもなるのでしょうか。まあ、家庭であれ会社であれ国政であれ規模の違いはあっても、世代間で様々な軋轢や衝突は付き物だとは思います。しかし、今や齢70を越えようという黎明期の人間がまだまだ多く残っているということ自体、塾業界や中学受験産業ではいかに新陳代謝が悪いかの証左でしょう。

 

その良し悪しは別にして「中学受験をするには、中学受験塾に通って、小学校の教科書レベルを遥かに凌駕する内容を勉強すること。」が当然となっている以上、中学入試を行う学校が大手中学受験塾の動向を気にするのは致し方ないところもあります。受験者数を人気のバロメーターとする風潮も根強くあり、それを知ってか、大手の経営者の中にはそういう学校に対して「上から目線」の態度を取るようなのもいます。「アンタのところは生徒募集の努力が足りない」「もう少し入試形式を工夫したらどうだ」「入試の情報をもっと開示しろ」御尤もなことを言っているようですが、実は「自分の塾の生徒に有利なように取り計らえ。そうすれば塾生の親御との進路指導でアンタんとこの名前を挙げてやってもいいんだぜ。」と迫っているのです。

 

私立高校受験では「進路相談」と称して、塾を通じて事前に合否を判定する慣習が罷り通っている地域もあります。特に大阪は塾の規模を問わず盛んらしいですね。学校説明会でも結構高齢の塾関係者が学校関係者と何やらキナ臭い話をしている場面に出くわします。中学受験では表向きそれはご法度とされていますが、受験者数を増やしたい学校と合格実績を増やしたい塾との思惑が一致すれば「そんなの関係ねぇ」となるようです。高齢のトップ同士の密談で決まることがほとんどのようで、下々には決定事項だけが回ってきます。「今年の受験指導は○○中を推すように」といった具合に。当然、そのことに異論をはさむ余地は与えられません。

 

中学受験産業でも同様のことがあります。元々大手塾を経営していた御仁が、高齢化で流石に「前線」は退いたものの、それまで築いてきた学校とのパイプを活用し、模試や教材、受験情報を発信する会社等を立ち上げることもしばしば見受けられます。こういう人達に共通するのは「外面だけは良いこと」情報誌等では親御さんへ優しくアドバイスする人の好さそうな教育評論家の顔をしています。ところが、学校主催の塾や受験産業との懇親会では学校関係者に接する態度は「横柄」の一言。「俺は若造の塾関係者とは違うんだ。」と言わんばかりで、校長や理事長でなければ挨拶を受けても「あ、ハイハイ。」と立食の皿も置かず、平気でモノを食い続ける品のなさ。横で見ていても胸糞が悪くなります。

 

そういう「老害」ですから、会社の利害が絡むとなるとこんなもんじゃありません。自分の意に副わないとなるや、親御さんへの「優しそうな仮面」はどこへ置いてきたのか「その筋の方ですか?」と言いたくなるような恫喝なんて朝飯前。どっかの安っぽい法律マンガを聞きかじったかのような「屁」理屈だって文字通り「屁」の河童。いやあ、それはそれは大したもんです。長くなりそうなのでこの話は次回に。では、また。

 

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