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ロクでもない母親の話②(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia)#中学受験 #勉強嫌い #過去問
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回の続きで、ママ友に見栄を張るため偏差値上位の学校ばかり口にする母親とその押しつけに辟易しているお子さんの話です。
その子はあるスポーツが大好きで小さい頃からずっとやっていました。その子の本心は「スポーツと両立できる学校がいい」でした。もっと正直に言えば「勉強嫌い」でした。ところが、母親はそれを絶対に認めることはなく「スポーツをやっているヒマがあるのなら勉強しなさい。勉強しないのならスポーツはやめてしまいなさい。」と言って、毎日毎日親子で大ゲンカを繰り返す始末。ケンカの後、不貞腐れて勉強を更にしなくなるのがわかっている私達はタメ息しかありません。ただでさえ「勉強嫌い」なのを何とかしているのに…
こんなやり取りを何度も繰り返した小6の秋になっても、まだこんなことを母親は言うのです。「灘は倍率が高いので甲陽でいいです。」倍率の問題かよ?ということで、甲陽の過去問をさせて予想通りの「悲惨」な結果を見せたところ「問題との相性が悪いのね…じゃあ大阪星光でいいわ。」大阪星光でいいわ?なら、次は大阪星光の過去問やってみい。「…仕方ないわね。せめて六甲ぐらいは…」六甲ぐらい?では、張り切って六甲の過去問をどうぞ!「…」記述問題全滅じゃん!
だって、算数の途中式も書けないし、国語の記述は適当もいいところだし、どうやって難関校に合格するってーの?「それをどうにかしてくれるのが塾の仕事じゃ…」「そう思うのなら、元の大手有名塾に戻ってそういう学校を片っ端から受けなさいな。間違いなく全落ちしますよ。その前に、難関校に受かるだけの勉強をする気なんてこの子にはさらさらないですよ。本当はお母さんもわかっているでしょ?」「…」
私達はスポーツと勉強を両立できる中堅校を口にしました。問題の相性も悪くない学校でしたが、後で聞いたところ、家でお子さんに向かって「こんな偏差値の低い学校なんて…」と吐き捨てていたんだとか。それを聞いた私達は「ダメだ、こりゃ」と考え、受験の話は父親とだけすることにしました。するとお子さんに変化が。レベルに合った学校の過去問で点が取れるようになったことで、初めて自信がついたのです。そうなると現金なもので、嫌いなはずの受験勉強を少しずつ自らやるようになっていきました。
そして迎えた入試では無事合格。目標としていた上位コースにはわずかに届きませんでしたが、掲示板の前で不合格に泣いている子を目の当たりにした母親は「不合格でなくて良かった…」また、上位コースに入れなかったことから、入試前にポロっと言った「もっと上の学校でも行けたのでは」という甘い考えも吹き飛んだようでした。一歩間違えれば危なかったことがわかったのでしょう。
少しはわかってくれたのかなと一安心したのも束の間。「お子さんの合格をお祝いするメッセージ」を母親にお願いしたところ「そんなもの書く気はありません!」前の塾にいたママ友のお子さんが上位校に受かったのを聞いて「やっぱりもっと上位の学校を受けさせればよかった。塾を変わらなければ受かったかも。」となったそうなんです。「この母親、やっぱり最低だわ…」怒りを通り越して笑ってしまいました。「人ってなかなか変わらないものだなぁ。こりゃ入学後も一波乱あるぞ。」その話は次回に。では、また。
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その子はあるスポーツが大好きで小さい頃からずっとやっていました。その子の本心は「スポーツと両立できる学校がいい」でした。もっと正直に言えば「勉強嫌い」でした。ところが、母親はそれを絶対に認めることはなく「スポーツをやっているヒマがあるのなら勉強しなさい。勉強しないのならスポーツはやめてしまいなさい。」と言って、毎日毎日親子で大ゲンカを繰り返す始末。ケンカの後、不貞腐れて勉強を更にしなくなるのがわかっている私達はタメ息しかありません。ただでさえ「勉強嫌い」なのを何とかしているのに…
こんなやり取りを何度も繰り返した小6の秋になっても、まだこんなことを母親は言うのです。「灘は倍率が高いので甲陽でいいです。」倍率の問題かよ?ということで、甲陽の過去問をさせて予想通りの「悲惨」な結果を見せたところ「問題との相性が悪いのね…じゃあ大阪星光でいいわ。」大阪星光でいいわ?なら、次は大阪星光の過去問やってみい。「…仕方ないわね。せめて六甲ぐらいは…」六甲ぐらい?では、張り切って六甲の過去問をどうぞ!「…」記述問題全滅じゃん!
だって、算数の途中式も書けないし、国語の記述は適当もいいところだし、どうやって難関校に合格するってーの?「それをどうにかしてくれるのが塾の仕事じゃ…」「そう思うのなら、元の大手有名塾に戻ってそういう学校を片っ端から受けなさいな。間違いなく全落ちしますよ。その前に、難関校に受かるだけの勉強をする気なんてこの子にはさらさらないですよ。本当はお母さんもわかっているでしょ?」「…」
私達はスポーツと勉強を両立できる中堅校を口にしました。問題の相性も悪くない学校でしたが、後で聞いたところ、家でお子さんに向かって「こんな偏差値の低い学校なんて…」と吐き捨てていたんだとか。それを聞いた私達は「ダメだ、こりゃ」と考え、受験の話は父親とだけすることにしました。するとお子さんに変化が。レベルに合った学校の過去問で点が取れるようになったことで、初めて自信がついたのです。そうなると現金なもので、嫌いなはずの受験勉強を少しずつ自らやるようになっていきました。
そして迎えた入試では無事合格。目標としていた上位コースにはわずかに届きませんでしたが、掲示板の前で不合格に泣いている子を目の当たりにした母親は「不合格でなくて良かった…」また、上位コースに入れなかったことから、入試前にポロっと言った「もっと上の学校でも行けたのでは」という甘い考えも吹き飛んだようでした。一歩間違えれば危なかったことがわかったのでしょう。
少しはわかってくれたのかなと一安心したのも束の間。「お子さんの合格をお祝いするメッセージ」を母親にお願いしたところ「そんなもの書く気はありません!」前の塾にいたママ友のお子さんが上位校に受かったのを聞いて「やっぱりもっと上位の学校を受けさせればよかった。塾を変わらなければ受かったかも。」となったそうなんです。「この母親、やっぱり最低だわ…」怒りを通り越して笑ってしまいました。「人ってなかなか変わらないものだなぁ。こりゃ入学後も一波乱あるぞ。」その話は次回に。では、また。
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