今年の振り返りは「時事問題」で（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #時事問題 #理社

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。阪神間の中学入試統一日まで「あと18日」いよいよ2020年もカウントダウン。コロナ騒動で始まってコロナ騒動で終わりそう、という今年、皆さんはいかがでしたか。

今春の中学入試を終えて、4月には晴れの入学式…と思いきやコロナで休校。これは何も私立中に限ったことではありませんが、新学期に胸を弾ませていたであろう新入生の皆さんは、とても複雑な想いでいたことでしょう。定期的に送られてくる山の様な課題、慣れないオンライン授業、先行きの見えない不安。でも、そんなこととは関係なく星々の回転は新しい年へと時を進ませます。

そしていよいよ2021年入試。受験生の皆さん、やるっきゃないでしょ！ね。さて、当塾ではこの冬期講習に「2020年・理社時事問題攻略講座」を私（当塾教室長）が講義形式で指導しています。関西は算国理三教科入試だから、社会なんて関係ないんとちゃう？理科も自然界の出来事についての基本法則を学べばいいのだから、暗記項目だけで後は時事問題なんて必要ないんとちゃう？そんな声が聞こえてきますね。

いえいえ、理科という学問は技術の進歩と大いに関係しています。「なぜ、そのようなことが起きるのか」「未来へ向けて、どうすれば解決することができるのか」そのような視点が問われるのです。今年は神大附属中・須磨学園中・仁川学園中の他、各学校の適性検査型問題を抜粋して取り上げて演習し、私が一人ひとり添削をしていく形式を取っています。

社会全体で今何が起きているのか。温暖化って？5Ｇって？なんで吉野彰って人がノーベル化学賞をもらったの？僕も欲しいな…なんてやり取りの中で進んでいきます。「みんなが当たり前に持ってるスマホや、実用化に向けて開発が進む電気自動車って？」そんなギモンをどんどんぶつけながら進んでいきます。

そんな中で痛感するのは「アンタら『鬼〇のナントカ』のことは詳しいくせに、それを動かす原動力のことも詳しくなっとくれよ！」これからの入試では、そのような「なぜ・どうして」を自分で追及していく姿勢こそが問われるのだから。小学校の「あゆみ」の評価観点も今年から違ってきているようですよ。当塾のこの講座、続編はいよいよ理科。「はやぶさ2」に「チバ二アン」「宇宙ステーション」…語ることがまだまだあって楽しみな私です。おっと、新型コロナウイルスのことも忘れずに！そして授業時間の延長には気をつけます。(笑)では、また。