元に戻すのに2~3年⁉(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #学校再開 #夏期講習

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2020/05/21 元に戻すのに2~3年⁉(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #学校再開 #夏期講習

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。当塾があるのは兵庫県ですが、どうやら大阪、京都両府とともに緊急事態宣言が解除となる見通し。ただし、学校の休校解除はもう少し先ということで、取り敢えず登校日が週1(~2)日程度設けられるとのこと。急な感染拡大がなければ6月1日から学校再開となるのでしょう。とはいえ、当初は分散登校・時間短縮でいわゆる「3密」をできるだけ避けながらとなるでしょうから、通常カリキュラムとの遅れを取り戻すところまではいかないでしょう。

 

同じ兵庫県下にある小野市(伝統的工芸品・播州そろばんの主な産地。社会で出てきますよ!)が早くに「夏休みゼロ宣言」を出して市民に「覚悟」を促していましたが、最近のニュースでは「文部科学省が、新型コロナウイルス感染症での休校長期化で生じた学習の遅れについて、複数年度で解消することを認める通知を全国の教育委員会などに出した。小学6年、中学3年以外の小中学生が主な対象。」とのこと。

 

「今年度に予定していたカリキュラムを終えられないことが見込まれる場合、次年度以降に教えてもよい。」「個人でできる学習はICTを活用して授業以外で行い、学校での授業は『教師と児童生徒の関わり合い』が必要な学習に限ることも認める。」「特例を認める一方、感染症の流行下での『学びの保障』の必要性を強調。休校期間中でも、公民館や図書館など学校以外の施設も使って分散登校を進めること。」とし、文科相は「できる限り年度内で終わらせていただきたいが、2倍速、3倍速で授業を進めたり、夏休みをなくしたり土曜日をフルで使ったりして数字の積み上げだけを目指すべきではない。」とコメントを出しました。

 

「ホンマはアカンねんけど、コロナのせいでしゃあないから予定より遅れるのは今回だけは目つぶったる。その代わり指導要領だけは守れよ。特例認めたったんやからな。あ、それと早く終わらせようとしてムチャすんなや。(次の選挙のこともあるし)親御からクレーム来たらかなわんからな。そこらへんは現場でなんとかせえよ。」要約するとこんなところでしょうか。いやはや、これでは現場の先生方も大変だわ。

 

中学受験の立場から見ても、この先がほとんど見通せないというのが本音。ようやく休校解除の見通しが立ったとはいえ、夏休み期間短縮が具体的日程となっていないので夏期講習のスケジュールがまったく立てられない。教室が複数の県や市にまたがる大手塾では、教室によって日程が異なる可能性もあり、講師のやりくりも目途が立たないことでしょう。夏休み短縮を見越して「午後始まりだったのを午前からにする」「盆休みも返上して講習を行う」等を決めている塾もあるようですが、これもこれでやはり現場は大変です。

 

実際のところ、休校の穴埋めはどうやりくりするつもりなのでしょうか。ざっと計算してみたところ、休校要請が出た3月2日から5月末までに、授業があったはずの平日はおよそ50日ありました。夏休みと冬休みが合わせて50日余りであることを考えても、かなり長い間休校となったことがわかります。今回の文科省の通知も踏まえて、そこら辺の数字について次回考えてみたいと思います。では、また。

 

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