授業日数を計算してみたら(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #夏休み #学習の遅れ

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2020/05/22 授業日数を計算してみたら(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #夏休み #学習の遅れ

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。兵庫県・大阪府・京都府の関西3府県について緊急事態宣言が解除となり、学校も授業はまだ行われないものの登校日が設けられ、久しぶりに子どもたちが学校に集う姿が見られました。兵庫県教委は「学校再開は6月1日とするが、6月14日までは学校の実態に応じた分散登校とする。」としています。6月15日以降については改めて通知されるとのことで、学校再開後も感染状況等を見ながらの対応となるのでしょう。人出が増えたことによる第二波が来ないことを祈るだけです。

 

さて、学校再開の日程がひとまず確定したことから、次に問題となるのが夏休みがどうなるかということ。前回も触れましたが、今回の休校期間中の平日(通常授業日)はおよそ50日で、これは「夏休み+冬休み」の合計とほぼ同じ。夏休みと冬休みをすべてなくせばトントンとなる計算ですが、それでは盆も正月もないことになるのでさすがに厳しいですよね。私立校ではすでにおおよその目安を出しているところもあり、それらを見ると夏休みは「盆期間を含めて8月に半月程度」冬休みは「正月3ヶ日+前後合わせて3~4日程度」となりそうで、ざっくり言って例年の半分程度となっています。

 

春休みも冬休み同様と考えると、今年の「夏・冬」と来年の「春・夏」を半分ずつ短縮すれば計算は合うことになります。土曜授業をやればもう少し時間はひねり出せるのでしょうが、週5日に慣れている今の小学生には、毎週土曜まで学校があるというのはキツイでしょうかね。確かに、かつては小学校でも「平日6時間(1日だけ5時間だったっけ?)+土曜4時間」という時代もあった訳ですが、大人・子ども関係なく人間なんてラクな方にすぐ流されるものでしょうから。

 

あと、小学校では最上級の6年生だけは今年度中にカリキュラムを終わらせることになっているので、分散登校時も含めて他学年より優先して授業時間を増やしていかなければいけません。その分、他の学年が割を食うので遅れを取り戻すのにさらに時間がかかることに。「休校長期化で生じた学習の遅れについて、複数年度で解消することを認める」文科省がここで敢えて「複数年度」としたのは、5年生以下の見通しがまだ立っていないということの裏返しだと考えてよいと思います。4年生以下では来年の「冬」や再来年の「春・夏」まで、足掛け3年に亘り影響が及ぶかもしれません。

 

「6年生は今年度中に」となっていますが、原則として行事もすべて実施することとなっているので、修学旅行等の日程も考慮に入れるとなると、それこそどうやって授業日を確保するつもりなのでしょうか。ここで気になるのが、文科省からの通知にあった個人でできる学習はICTを活用して授業以外で行い…」という部分。これは一体何を意味するのでしょうか?改めて考えてみたいと思います。では、また。

 

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