その「英語入試」本当に大丈夫?(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学入試 #英語入試 #学校説明会

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2019/07/13 その「英語入試」本当に大丈夫?(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学入試 #英語入試 #学校説明会

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。関西の私立中学・高等学校の学校説明も一段落といったところ。これからは塾も夏期講習の準備で忙しくなりますから。9月以降に第二弾となります。各校とも来年度入試や教育内容について、ぜひともアピールしたい「目玉」の紹介に趣向を凝らしていました。流石です。そしてお疲れ様でした。

 

学校説明会のテーマとしては、

①IT化する未来と少子化の中で、入学してきた生徒にどのような力を身に着けさせるか。

②グローバル社会を生きていくために、どんな力が必要かを生徒に理解させるか。

③英語力を、どのように他校と差をつけて身に着けさせるか。

④新しい大学入試制度に向けて、今、そしてこれから何をしていくか。

⑤「出口」としての大学入試結果について。

各校ともおおよそ以上のような点に絞られるでしょう。これらの一つ一つについて、それぞれ思うところを取り上げて書いてみたいと思います。

 

まず英語教育について。大学受験のため、英語教育をどのようにするかで各校が鎬を削っています。その入口としての中学入試においても、英語の力をどのように位置づけ評価するかという課題があります。今までもこのブログで紹介してきたのですが、「英検資格」による加点制度などの優遇措置もあれば、筆記試験としての「英語入試」も増えてきました。選択科目の一つとするものから、中学入試なのに「英語1科目」という大胆なものまで行われるようになってきました。

 

さて、この英語入試ですが、学校が説明するところではその多くが「英検4級~3級程度のレベル」の試験とされています。ところが、学校による差はもちろんあるものの、ざっと申し上げますと試験問題が…こりゃあ、一度現役の中学生にも解かせてみてはいかが?と思うような内容。帰国子女ならいざ知らず、現在の学習指導要領での英語教育程度では無理がありゃしませんか?その「試験問題」を見てかえってビビッてしまい、「英語入試」に受験生が集まらないような気も。実際、各校の受験資料を見ていても英語入試の受験者数は決して多いとは言えません。英語を中学入試の科目に組み込む難しさをこの数年感じています。

 

あと、英語だけで合否判定することには大きなリスクが伴います。学校は勿論のこと、この入試で入学したお子さん本人にも。その話は次の機会にお話ししましょう。では、また。

 

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