その「英語入試」本当に大丈夫?②(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学入試 #英語入試 #偏差値

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2019/07/15 その「英語入試」本当に大丈夫?②(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学入試 #英語入試 #偏差値

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。「英語入試」のことについてもう少し続けます。

 

今回の話を始める前に「偏差値」のことについて触れなくてはなりません。よく「あんな私立中学に行くくらいなら、地元の公立中から上位の公立高校に行った方がマシ。」という声を聞くことがあります。その時の「基準」の一つが「偏差値表」ではないでしょうか。「偏差値70なら素晴らしい」とか「65なら2番手には届きそう」とか「せめて60以上なら恥ずかしくないかしら」等々。そこに見えるものは「偏差値の高い学校=行く価値がある学校=塾代等お金をかける価値がある」という1つの経済理論ではないでしょうか。

 

「あの中学校なら名前を書けば入れるんでしょう?だって、ほとんど不合格者がいないじゃない。」等と憶測と偏見でおっしゃる方も。つまり「偏差値表で下にある私立学校なんて、わざわざ塾に通ってまで入学する価値がない。」「安い公立校があるのに、わざわざ高い授業料を払ってまで私立に行かせることはない。」「偏差値表で高い位置にある学校ならば周りに聞かれても胸を張って言える。それに大学進学実績が良いはずだから勉強指導も何でもしてくれて国公立大学は間違いなし。偏差値が低い学校ではそこまでしてくれるのかしら?そうでなきゃお金を払ってまで行く価値がないじゃないの。対費用効果を考えないと。」

 

それが正しいかどうかはさておき、そういう声があることも事実。生徒募集に苦労している私立校も、その声を無視する訳にもいきません。そこで、特色ある教育、公立中学とは違う教育を打ち出そうとする試みの一つに「英語教育の充実」があるようです。実際、首都圏の私立中学では3カ月程度の海外留学なんてもう当たり前となっているようで、とにかく多感な中学生の頃から海外に目を向けさせるプロジェクトがたくさんあります。たとえそれが単なる「遊びに行った」ことに過ぎないとしても、その時期の確かな経験となることでしょう。

 

内申対策や高校入試の準備に常に追われる公立中学生にとってはなんとも羨ましいことでしょう。この海外留学ですが様々なパターンがあります。海外の学校と姉妹校や友好校の提携を結び、アメリカだけではなくカナダやオーストラリア、オセアニアなどへも留学ができるようになっている学校もあります。語学力と国際感覚を高めてグローバルに活躍できるような子を育成するというわけです。そりゃ公立中学ではそのような思い切ったことは難しいですよね。なんせお金がかかりますからね。100万円以上かかるなんてのもザラ。「私立は高いから公立」という方にとっては、とても二つ返事で「留学?ぜひ行ってらっしゃい」と首を縦に振れる金額ではありませんよね。

 

こと「英語教育」に関しては、今後私立校の方が公立校より多彩な「英語教育」メニューを用意していくであろうことは想像できます。教育改革で求められる英語力を育成するという点において、どちらの方が費用対効果が高いと言えるのでしょうか。偏差値だけで決められるものではないと思います。また、私立中学と公立高校を同時に比較できる偏差値表などというものは存在しません。偏差値を正しく理解している人にとっては常識。念のため申し上げておきます。ただ、だからと言って私立中が「英語」だけで入学生を募ることにはどうしても違和感があります。本当はそのことにも触れようとしたのですが、前置きが長くなりましたので次回にします。では、また。

 

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