甲陽学院中2日入試はメンタル戦(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #甲陽学院中 #中学受験 #中学受験ブログ

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2019/01/08 甲陽学院中2日入試はメンタル戦(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #甲陽学院中 #中学受験 #中学受験ブログ

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。以前のブログで、関西学院中が2日入試から1日入試の2日程に変更することをお伝えしました。昔は3日入試というような鬼日程もありましたが、もはや2日入試の学校すら「絶滅危惧種」ですね。現代っ子のメンタルでは、1日目に「やられた」となるともう2日目は戦意喪失なんていうのも珍しくないようです。2日入試校を受けると、当然ですが2日目に他校を受けることができなくなるデメリットもあります。(神戸女学院は例外。キリスト教校のため、日曜を休んで土曜・月曜という変則日程を組むので、日曜に他校受験可。)併願パターンを慎重に考えなければなりません。

 

兵庫県では灘に次ぐ男子校の甲陽学院中も2日入試の学校です。2009年に高校入試を廃止したので、甲陽学院に入学するチャンスは中学入試の1回のみ。兵庫県を地盤に持つ大手塾では、灘はもちろん甲陽の合格実績も重視するため、甲陽受験クラスにも力が入ります。私(当塾代表)も灘クラスと甲陽クラスの担当を長くやっていました。担当初年度に甲陽合格者数の塾最多記録を大幅に更新した時の盛り上がりは今でもよく覚えています。もっとも、その陰には残念だった生徒もいるので手放しで喜べなかったのですが…まあ、甲陽の入試について何か言う資格ぐらいはありますかね。

 

今回は甲陽学院中の2日入試について、入試データから見ていきます。なお、2019年の志願者数は411名で確定しました。数字は、志願者ー受験者ー合格者ー実質倍率ー合格最低点の順です。

2018年 423-402-202-1.81-273

2017年 382-369-219-1.68-276

2016年 395-382-220-1.74-271

2015年 344-317-215-1.47-262

2014年 372-349-219-1.59-313

2013年 381-350-219-1.60-264

2012年 385-363-216-1.68-262

2011年 409-389-218-1.78-287

2014年は国語と理科が例年より易しかったようで合格最低点が高くなっていますが、その他の年は実質倍率も合格最低点もほぼ同じ水準に落ち着いています。甲陽学院中の入試は1日目と2日目に国語と算数を1回ずつテストしますが、灘とは異なり2回ともまったく同じ出題形式のテストです。そのため、出題内容によっては1日目がダメでも2日目でリカバーすることは十分可能です。ところが、1日目の結果でメンタルが破壊されてしまうと2日目でリカバーするチャンスもフイにしてしまうのです。

 

実質倍率が2倍未満なので、受験者平均が取れれば計算上は合格できます。2018年~2011年の各科の受験者平均点の平均は国語116点、算数112点、理科55点で、単純合計は283点。合格最低点の平均を7点ほど上回ります。1つくらい50点を下回っても何とかなるくらいの数字です。でも、受験後の印象では「50点も取れていない」というのはかなりショックが残っているものです。それでも実は十分チャンスはあるのだ、と気持ちを強く持って2日目に臨まなければいけないのです。2日入試に勝つためには、1日目の結果に関わらず2日目に向かっていくメンタルの強さが絶対に必要です。2日入試の学校を選んだのであれば、1日目で負けを認めてはいけません。親御さんも同じ強いメンタルで1日目の夜を過ごしてください。では、また。

 

 

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