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明けましておめでとうございます(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #中学受験ブログ #神大附属
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。明けましておめでとうございます。昨年末に最後の投稿をするつもりが出来ずじまいで、年末のご挨拶を欠いてしまいました。阪神間の入試が1月になってからは、年末年始など無きに等しいので…と言い訳しておきましょう。ホンマ早過ぎやっちゅうねん。できれば首都圏並みに2月実施にしてもらえれば理想かな。かつての3月実施とまでは言わないので。ということで、年始早々何ともしまらん話ですが、昨年末に投稿予定の内容でご勘弁ください。
前に神戸大附属中等教育(以下KU)の話題に触れました。受検生(入学適正「検」査を受けるので受「検」生と表記)は、言語表現(国語)、数理探求(算数)の他に、自然環境(理科)または市民社会(社会)のどちらかを選択受検します。ただし、自然環境と市民社会には両領域融合の共通問題が大問1として出題され、これは全受検者が解答することになります。
以下のデータは、自然環境・市民社会の選択者数(志願者、受検者)および合格者数を男女別にまとめたものです。
【男子】
H30 志願者 自然440+市民44 受検者 自然304+市民35 合格者 自然59+市民1 入学者合計42
H29 志願者 自然388+市民53 受検者 自然284+市民47 合格者 自然70+市民2 入学者合計42
H28 志願者 自然433+市民57 受検者 自然315+市民48 合格者 自然61+市民4 入学者合計39
【女子】
H30 志願者 自然407+市民201 受検者 自然364+市民172 合格者 自然46+市民20 入学者合計37
H29 志願者 自然387+市民197 受検者 自然339+市民164 合格者 自然64+市民31 入学者合計48
H28 志願者 自然393+市民208 受検者 自然335+市民181 合格者 自然61+市民35 入学者合計40
出願期間が他の私立中より早いため、「とりあえず出願」も多く例年2割程度が欠席しています。入学者の男女をほぼ同数にするため、男女の合格者数には差が出ます。歩留まり(合格者数に対する入学者数の割合)は男子が6~7割に対し女子は6割未満。神戸女学院とW合格して神戸女学院を選ぶ女子が多いものと思われます。男子では、流石に灘からはほとんど流れないもののその数は少なく、甲陽学院とW合格してKUを選ぶ者もいるようで歩留まりが高くなっています。
男子はやはり3科目の難関校との併願が多いことから、合格者のほとんどが「自然環境」選択者から出ています。「志望校はKUだけ」でなければ、積極的に「市民社会」を選択することが少ないでしょう。また、データを精査すると、「市民社会」で合格した生徒でも「市民社会」の得点が低い生徒がいることがわかります。ギリギリでの合格だったのでしょうね。
女子は神戸女学院が4科目校ということもあり、「自然環境」:「市民社会」が、志願者数・受検者数・合格者数のいずれもおおよそ2:1となっています。最近の「リケジョ」人気もあって「自然環境」の方が多くはなっていますが、倍率の差がないことから女子に関しては得意な方での受検で勝負するという図式になっています。
今年の受検生にとっては今更でしょうが、今年の適性検査のデータがどうなるか、他校の動向と合わせて注視したいと思います。では、また。
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神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。明けましておめでとうございます。昨年末に最後の投稿をするつもりが出来ずじまいで、年末のご挨拶を欠いてしまいました。阪神間の入試が1月になってからは、年末年始など無きに等しいので…と言い訳しておきましょう。ホンマ早過ぎやっちゅうねん。できれば首都圏並みに2月実施にしてもらえれば理想かな。かつての3月実施とまでは言わないので。ということで、年始早々何ともしまらん話ですが、昨年末に投稿予定の内容でご勘弁ください。
前に神戸大附属中等教育(以下KU)の話題に触れました。受検生(入学適正「検」査を受けるので受「検」生と表記)は、言語表現(国語)、数理探求(算数)の他に、自然環境(理科)または市民社会(社会)のどちらかを選択受検します。ただし、自然環境と市民社会には両領域融合の共通問題が大問1として出題され、これは全受検者が解答することになります。
以下のデータは、自然環境・市民社会の選択者数(志願者、受検者)および合格者数を男女別にまとめたものです。
【男子】
H30 志願者 自然440+市民44 受検者 自然304+市民35 合格者 自然59+市民1 入学者合計42
H29 志願者 自然388+市民53 受検者 自然284+市民47 合格者 自然70+市民2 入学者合計42
H28 志願者 自然433+市民57 受検者 自然315+市民48 合格者 自然61+市民4 入学者合計39
【女子】
H30 志願者 自然407+市民201 受検者 自然364+市民172 合格者 自然46+市民20 入学者合計37
H29 志願者 自然387+市民197 受検者 自然339+市民164 合格者 自然64+市民31 入学者合計48
H28 志願者 自然393+市民208 受検者 自然335+市民181 合格者 自然61+市民35 入学者合計40
出願期間が他の私立中より早いため、「とりあえず出願」も多く例年2割程度が欠席しています。入学者の男女をほぼ同数にするため、男女の合格者数には差が出ます。歩留まり(合格者数に対する入学者数の割合)は男子が6~7割に対し女子は6割未満。神戸女学院とW合格して神戸女学院を選ぶ女子が多いものと思われます。男子では、流石に灘からはほとんど流れないもののその数は少なく、甲陽学院とW合格してKUを選ぶ者もいるようで歩留まりが高くなっています。
男子はやはり3科目の難関校との併願が多いことから、合格者のほとんどが「自然環境」選択者から出ています。「志望校はKUだけ」でなければ、積極的に「市民社会」を選択することが少ないでしょう。また、データを精査すると、「市民社会」で合格した生徒でも「市民社会」の得点が低い生徒がいることがわかります。ギリギリでの合格だったのでしょうね。
女子は神戸女学院が4科目校ということもあり、「自然環境」:「市民社会」が、志願者数・受検者数・合格者数のいずれもおおよそ2:1となっています。最近の「リケジョ」人気もあって「自然環境」の方が多くはなっていますが、倍率の差がないことから女子に関しては得意な方での受検で勝負するという図式になっています。
今年の受検生にとっては今更でしょうが、今年の適性検査のデータがどうなるか、他校の動向と合わせて注視したいと思います。では、また。
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