灘中入試の遠征受験(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #中学受験ブログ #灘中入試

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2018/12/18 灘中入試の遠征受験(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #中学受験ブログ #灘中入試

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。灘中はじめ兵庫県の私立中入試初日まで1カ月となりました。隣の岡山県では既に終了した入試もあり、前受けとして受験した方もいらっしゃるものと思います。1つのパターンとしては、冬休み期間中に岡山の私立を前受け、1月後半の土日で大阪と兵庫の入試、その後1週間ほど次善校や滑り止め校の受験が続く、という形でしょうか。転勤などの家庭の事情がある場合は、2月1日からの首都圏入試への参戦も考えられますね。

 

その逆で、近年では首都圏から灘中を受験する生徒が増加しているようです。今年度は名目倍率が4倍を突破し、250名を超える合格発表がありましたが、そのうち約70名が首都圏からの受験生でした。実質倍率はほとんど変わっていないことから、地元関西の動向は大きく変わっていないものと推測されます。実際、関西の塾と提携をしたある首都圏大手塾が、数台の貸切バスを灘中に横付けしていました。「灘中ツアー」を組んでいたものと思われますが、どちらの塾の合格者も、お互いの実績に入れる算段になっているのでしょうね。「合格者数」を増やすには効果的ですが、正々堂々勝負をしているとはとても言い難い。そんな数字に騙される親御もダメダメですがね。首都圏の塾の立場で言えば、埼玉・千葉の日程をにらみながらも、灘中の合格実績が出せるのなら突っ込ませようという流れができつつあるようです。

 

私(当塾代表)の頃は灘中入試は3月1、2日でした。東京はその当時から2月1日入試だったので、開成等に既に受かった首都圏の受験生もちらほらいました。旅行気分で関西土産をぶら下げてくる子もいて顰蹙モノだったそうですが、さほど多くはなかったはずです。この流れが変わったのが阪神・淡路大震災の前年。当時は奈良県の私立を前受けにして大阪・兵庫を受ける流れでしたが、優秀生が奈良に流れるとして大阪が反発。奈良入試との間隔を詰めるべく、受験日を2月1日に前倒しすることになりました。(その翌年は阪神大震災が発生し兵庫は急遽3月に延期になりましたが)

 

が、それを受けた奈良が1月中入試にしたことから、大阪もさらに前倒しすることを決定。灘中入試も1月中に実施することになり開成中入試よりも早くなったのです。灘を受かってから開成を受けることが可能になりました。ただ、灘が3科目に対し開成は4科目。それも結構シビアな社会なので敬遠する向きも。(関西対策として「東京問題」が出されることも…○の穴が小さいっちゅうねん)

 

前受けとして灘を受けるのも、レベルが高過ぎて不合格を食らう可能性や遠征による時間や体力の消耗を考えるとリスクが大きく、千葉の有力校との日程が近いことも二の足を踏ませる原因だったようです。ところが、首都圏のある有名塾が関西進出するに当たり、やはり灘中実績にこだわるようになって風向きが変わりました。少々のリスクがあっても、本当に力があるのなら合格できるものと踏んだのでしょう。ここ数年、着実に実績が伸びてきています。これを見たライバル他塾が黙っているはずもなく、関西の有力塾も巻き込んでの「灘中詣で」状態になりました。来春入試はどうなることやら。では、また。

 

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