たまには頭の体操でもいかが？②（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia）

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。以前のブログ「たまには頭の体操でもいかが？」の問題、解いていただけましたか？それでは正解です。

１　発（Ａ）－（Ａ）（Ｘ）－（Ｘ）（Ｙ）－（Ｙ）（Ｂ）－（Ｂ）地　→　Ａ　着　Ｘ・Ｙ　眼鏡　Ｂ　台
２　完（Ａ）－（Ａ）（Ｘ）－（Ｘ）（Ｙ）－（Ｙ）（Ｂ）－（Ｂ）育　→　Ａ　成　Ｘ・Ｙ　果物　Ｂ　体
３　正（Ａ）－（Ａ）（Ｘ）－（Ｘ）（Ｙ）－（Ｙ）（Ｂ）－（Ｂ）節　→　Ａ　当　Ｘ・Ｙ　今朝　Ｂ　礼

〔条件４〕〔条件５〕から「果物、今朝、清水、眼鏡」を思い出して、真ん中の（Ｘ）（Ｙ）に当てはめると少しは考えやすくなったかと思います。熟字訓は特別な読みとは言え、その読み方が当たり前になっているとなかなか思い出せないかも。それが入試という緊張を強いられる場だとなおさらでしょう。

今回は算数から。（　　　）にあてはまる数をお答えください。

「次のように，ある規則にしたがって数が並んでいます。

１，２，１，３，１½，１，４，２，１⅓，１、５，２½，１⅔，１¼，１，６，３，２，１½，１⅕，１，７，３½，２⅓，…

このとき，はじめから100番目の数は（①　　）です。また，はじめから（②　　）番目に３回目の２⅓が現れます。」

（平成２９年　灘中　一日目３番）

表記の都合上、帯分数の分数部分を斜線で表しています。（実際の入試では横線表記）規則さえ見抜ければどうってことない問題ではありますが、焦れば焦るほど思いつかずにハマってしまうことに。５分はかけたくないだけに、どうしても思いつかなければ、やむを得ず後に回さざるを得ません。ただ、もう一度前に戻る余裕があるかと言われるとこれがなかなか…ここではあくまでも頭の体操なので、じっくり考えていただければと思います。一応ヒントを書きますが、「そんなもん要らん」という方は見ないで過ごしてください。

この手の問題では「規則」があるので、全体を見渡せば何かしらの特徴があるものです。「１」が何回も出てくることに気付いた方も多いのではないでしょうか。また、何となく「１，２，３，４，…」と整数がだんだん大きくなりながら現れてくることにも。これはかなり重要なヒントだと思います。ここからはどうぞ自力でお考えください。では、また。