「女子校＜共学校」ってホント？④（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #中学受験ブログ #神戸海星女子学院

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回も触れましたが、各私立中学校では入試説明会やオープンスクールなどが盛んに行われています。少子化の中でもなんとか受験生を増やしたいということで、結構ヒートアップしていますね。

さて、もう1つヒートアップした「戦い」が最近ありました。私立小学校受験です。私立小学校の受験日は主に10月に集中しています。当塾では私立小学校の受験は扱っていませんが、小中がつながっている私立校の子どもたちの学習指導もしてきました。国立附属小の生徒も指導してきました。その流れから中高一貫校の学校の生徒達も指導しました。「中学校から入学してくる子たちとあまり差がつかないように学習を見てほしい」大まかに言えばそれが保護者様たちの本音でしょう。でも、私立小にも各学校の「カラー」があります。こんな羨ましい環境の教育を6年間も受けられていいなあ、と思ったものです。もっとそういうところにも目を向けてもらいたいものです。

王子公園の北に位置する、神戸海星女子学院にも併設の小学校があります。お嬢さん校のイメージがありますか？みんな先生の言われることをしっかり聞いて「おはようございます」「さようなら」とおとなしいのでしょう、と思っていたのですが、実際に海星女子の子どもたちを見てみるとなんとも元気。私（当塾教室長）がびっくりしたのが、校庭に大きな大きな木があるのですが、それに登っている生徒たちがたくさんいたこと。私？登れませんよ！それを知った時に、子どもたちを押さえつけるのではなく、その子の持っている「個性」をみんなで刺激し合うことで育てていこう、と学校側が考えていることがわかりました。昔ながらの「良妻賢母」を育てようとしている女子校なんだろう、という考えは粉砕されました。

学習においても結構幅広く各教科勉強して、英語教育も充実しています。その考えは中学・高校でも受け継がれます。中学校では2019年の入試から大きな変更点がある、と以前のブログでお知らせしました。他校がどんどん新しい「探求メニュー」を出してきて、様々な「英語を中心とした留学プログラム」を実施しようとしている中、これまで実施してきたことを自信を持って継続して行っています。なので、お母さんが通っていた頃の先生が、今でも当然のように教壇に立ってその娘さんを教える、ということが当たり前に行われるのでしょう。伝統って何か、伝統を守りつつも変えていかねばならないものは何か、を考えてしまいます。

あ、言い忘れていました。灘や六甲だけでなく、ここにも海星女子の制服を身に着けた「海星女子ベアー」がいます。何で知っているのかって？見たことがあるからです。カワイイです！ハッキリ言って！なんでも、とっても希少価値のあるくまちゃんなんだそうです。それを持っていた子は私に触らせてもくれませんでしたから。神戸にはブラックベアーの「コーベアー」もいますが、あなたはどのくまさんが好みですか？では、また。