もしも中島らもが灘の校長になったら（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #中学受験ブログ #灘校

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。すみません。ちょっと私（当塾教室長）、体調を崩してしまいまして、しばらく代表にこのブログをお任せしていました。せっかく中島らも氏のことを書いてくれたので、中島らもファンの私が、続けてらも氏つながりで少しくだけて書いてみます。「もしも中島らもが灘の校長になったら」さあどんな学校になるか、そんなことを考えてみたいと思います。

元々、兵庫県の教育委員会はとても保守的。東京生まれ・東京育ちの私が関西に嫁に来て、近所の子供たちの勉強を教えていた時のこと。小学生の時は確かにフツーの髪形だったのに、中学に入学した男子の髪形はなんと丸刈り。「は？野球部に入ったの？」なんて思わず聞いてしまいました。神戸市が丸刈りを禁止してから兵庫県全体の丸刈りもなくなったようですが、私にとっては信じられないことでした。らも氏もたぶん抵抗したことでしょうね。実際、著書の中でユーモアを交えて思いっきり皮肉っています。「中学生諸君には五分刈りでなく『スキンヘッド』にして抵抗することをおすすめする。それなら校則にもふれないし、サングラスをかけてディスコにもいける。教育者の人たちは、一度頭を丸めて反省したほうがいいのではないだろうか。」

傍目にはハチャメチャな人生を送った風に見える中島らも氏ですが、実はとっても神経質で繊細。じっくり作品を読むと、計算されて書かれた作品がとても多いことがわかります。勿論、非常に頭脳明晰。そんならも氏は束縛されることが大嫌い。さあ、中島らも校長はどんな学校改革をするでしょうか？まず実施するであろうことは「灘を共学化する」ことだと私は思います。「共学化」というより「女子を入学させる」ことを主な目的として着手したことでしょう。私もそれを希望しています。なぜなら、関西の女子の学力レベルをもっと上げたい、そう私は思うからです。でも、中島らも校長は違う理由でも「共学化」を望むと思います。例の口調で学校説明会でこんな風にぶちまけることでしょう。

「よっ！灘中の説明会にこんなに来てもろうて、わしのコンサートより多いやんね。今日はヨロシク！そや、ちょっとおもろいことを実施しますねん。灘中を共学化しまっせ。まあ、灘中女子部、といってもエエな。聞いとくれ。世の中はオトコもオンナもおるねん。なんで灘中はオンナが入学できひんねん？それに灘中に入学できるような頭のいいオンナの子もいるはずや。上には上がおる。それをボンボンらも知らなアカン。ママやパパに塾の送り迎えしてもらってる場合やないで。塾のプリントをママに整理してもらってる場合やない。6年間、話するオンナの人が図書館のセンセや食堂のおばちゃんだけなんてアカンで。あとオンナが頭良くってイイんだぜ。チンとかわい子ぶってるオジョウサマなんて、もう幻想や。関西の女子もしっかりべんきょシィ。ただ、女子やからゆうて灘中は容赦ないで。覚悟しときや。そうそう、なんなら東京の女子御三家の受験場に行ってオンナの子の目を見てみいや。女子はほどほどのオベンキョウでええねん、なんて考えぶっ飛びまっせ。待ってまっせ、そこのお嬢！」

父兄は度肝を抜かれて、卒倒するママも出てくるでしょう。それとも拍手喝采？こんな改革を手始めとして、さらに「灘中改革」を進めていくんじゃないかな？歴代の名立たる校長先生のように、きっと「名（迷？）校長」になったと思います。さあ、灘が共学になったら…どう思われますか？らも校長の「灘中改革論」もう少し考えてみましょうか。なかなかおもろい企画やな、らもさん。