「女子校＜共学校」ってホント？①（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #中学受験ブログ #女子校

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。またも勢力の強い台風が…もはや「野分」などと風流なことも言ってられませんよね、漱石先生。この週末も様々な学校でオープンスクールや学校説明会が予定されていたようですが、中止も已む無しですな。行きたい学校の説明会等の情報は各中学校のホームページでぜひご確認ください。直に足をお運びになって、噂や評判だけでない、偏差値表だけではない学校像を知ってください。

さて、今回は何度かご質問いただいた「女子校って大変なんでしょ？」についてお話ししたいと思います。私立中学もそうですが、私立高校でも共学化がどんどん進んでいます。共学化した学校はまず間違いなく志望者が増えるからです。なぜか？女子校や男子校はもう古い？グローバル社会では男女共学でないとダメ？そんな中でいつも聞くのが「女子校っていろいろ大変なんでしょ？」まあ、具体的に言えば「イジメがきついんじゃないか」「お付き合いが大変じゃないか」「女子だけだと仕切る子がいるんじゃないか」「小学校から上がってきた子たちと上手くやれるのかしら」などなどです。

ズバリ、どれもアリと言えばアリ、ナシと言えばナシ。もちろん「女子校」だからと言って、一律同じ校風なわけではありません。実際に女子校を見学してみることで、それぞれの女子校の雰囲気がよくわかります。例えば親和中学。制服も新しくなりました。雰囲気も変わりました。でも、それまでの伝統もしっかりと新しい制服に引き継がれています。よく「勉強が大変なんでしょ」などど聞かれますが、当たり前です。親和ですから。校祖友國晴子先生がいらっしゃいますから。創立131年目をむかえた今年。今年入学した中１もそうですが「イジメ？はあ、なんですか、それ」です。前のようなバカバカしい質問は吹っ飛びますね。そんなことを気にする必要がまったくありません。保護者たちもとても仲がよいようです。と、いうよりとにかく「明るい」。合格させた塾生たちももちろんですが、例えば「親和中学ってどう？」と通っている生徒に聞くと「楽しいよ！おいでよ」と言われるようです。「女子だけだと…」なんていう考えがそのものがむしろ古臭いのかも。

共学校でも男子校でもイジメやお付き合いの大変さは変わりませんよ。何となく一般ピープルの意見に流されて、それを信じるために根拠の薄い噂や評判をさも自分の意見のように受け流す。こんな姿勢で学校選びをしてもなんだかなぁ、と思うのですが。さあ、一体何が大切なのか考えてみましょう。