「かんさい」ちゃいます！「くゎんせい」学院です① #中学受験 #中学受験ブログ #関西学院中学部

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回までの「くまのプーさんならぬロッコーさん」のブログ、機会があればまた続けていきたいと思います。六甲学院の「クリストファー・ロビン」たち、羨ましいな。私は元々プーさんが大好きで、大学時代に「くまのプーさんのお料理本」なるものを買い、友人とレシピをもとに「再現」したことがあります。このことに限らず、少し前までは「夢みることが許された時代」でした。え？料理の出来具合？はて、忘れましたね？少なくとも「中華料理」ではなかったです。え？「少し前」かって？ほっといてください。

関東出身の私としては関東の「キリスト教系」の中高一貫校もたくさん知っているのですが、神戸を中心とした関西圏の学校もなかなか「コア」だなと感じています。特に関西学院。関西学院中学部の入試が変更になることは、既にこのブログでもお知らせしています。この「関西学院中等部」について、これから何回かお話ししていきます。

私（当塾教室長）、通勤に阪急今津線を利用していました。各種の季節講習の時は朝から、ふだんは昼過ぎに乗るわけですが、甲東園駅から乗ってくるわ、乗ってくるわ。三日月の校章をつけた子たちが。それもそのはずで、原則として中学部の３年間は甲東園駅から坂を歩いて通学すること、という「お達し」があるので、かなりの数の中学部生が今津線を利用します。割とお行儀がよいのですが…参考書を広げている子、またスポーツの話をしている子などに混ざって「オレ、この前のテストで○○点だったぜ。お前は？」「わからんところがあったら教えてやるぜ？」等という会話も。ただし、「な○」とか「こ○よ○」の知り合いが電車に乗ってくると、急におとなしくなるようですが。

何と言いますか、独特の「格」というか「品」があるように感じます。人によっては鼻持ちならぬ雰囲気と感じることもあるのでしょうが。神戸で中学受験指導をするようになった当初の時期、この学校の人気の高さに少しびっくりしたことがあります。「せめて関学に行ければ」せめて？国公立大学よりも関学に入学出来たら、しかも中学部からストレートで高校・大学と…国公立大学よりも？でも、就職活動に勤しむ卒塾生たちを見るにつけても納得せざるを得ませんでした。なるほど、関西の企業間での信用度が「抜群」のようなのです。東京に早稲田・慶応なる「学閥」があるのに似ているでしょうか。

私の感覚としては、東京の原宿にある「青山学院」と雰囲気が似ているように思います。あ、なるほど。キリスト教を基にした伝統校、そしてゆったりとした、しかしピリッとした雰囲気。ここに我が子を託せば「間違いない」と、親御さんが考えることも理解できます。青山学院に初等部があるように、関学にも初等部ができました。徹底した「英語教育」と「キリスト教の教え」を初等部から実践。「英語の関学」を正に具現化しています。ただ、初等部からの生徒の多くが、中学受験をしてきたお子さんとの学力差が大きく、英語の英才教育だけではその差が埋められないのが実情のようです。そこら辺は関学自身も認めている節があります。「初等部から大学までストレート」もなかなか大変なようですね。では、また。