くまのプーさんならぬロッコーさん?②(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #中学受験ブログ #六甲学院 #くま先輩

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2018/09/07 くまのプーさんならぬロッコーさん?②(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #中学受験ブログ #六甲学院 #くま先輩

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。今回は、六甲学院中学の入試問題について感じたことからお話ししていきます。

 

六甲の入試問題については「演習に演習を重ねても、合格の着地点が見えにくい」と表現しておきます。すごく「練りに練って」あります。過去問演習を重ねることはもちろん不可欠なのですが、その場で考えさせる「思考力」系が各教科に必ず混ざっています。算数の解答用紙も「答えのみ」ではありません。途中の式・計算・考え方などを書くように入試問題冒頭で「指示」されています。「めんどくさいからやだ~」では神の怒りに触れてしまいますよ。素直に「ワカリマシタ。オッシャルトオリニイタシマス。」と従いましょう。

 

国語もバッチリ記述力が試されるのですが、扱う題材が小6には「チト重い」内容の小説を扱う年度があるのです。人間の「内面」まで踏み込んだ設問が多く、「生」と「死」この狭間での「人間の姿」を問うてくる。さすがイエズス会の学校、さすがの入試問題です。理科も算数同様ですが、問題そのものからして「読ませる」のです。そして紛らわしい表現の「設問」をいくつも並べ、「えーっと、何を答えるんだったっけ?」てなことになると「おお、神よ…迷える私をお助け下さい。神よ、このカミ(紙=問題用紙)を何故ワタクシにお与えになったのですか?」とも呟きたくなるでしょう。

 

このように各教科とも「こだわり」と強い「意志」が伝わってきます。神奈川県にある「栄光学園」をご存知の方いらっしゃいますか。この栄光学園と出題のようすなどがちょっと似ています。ここも「対策が立てにくく、合格の着地が見えにくい」入試問題を出題します。そして毎年700人前後の受験生が入試に挑みます。この神奈川男子「御三家」のトップをひた走る栄光学園も六甲学院と同じイエズス会の学校です。二校とも学校のモットーは「他者のために、他者とともに生きる人間」。六甲学院では訓育制度や中間体操など独特の「制度」もありますが、これを「良し」とするコアなファンと、反対に「今どきの子には厳しすぎる」と感じるアンチとどちらもいらっしゃるようですね。そんな「六甲学院」が見つめているのは、卒業後の「一人の社会人としての在り方」のような気がします。

 

さて、六甲学院内でお見掛けする「くま先輩」な、な、なんと「おひとり」ではないようです!わたしは「くまモン」のように「おひとり」なのかと思っていたのですが。この「くま先輩」に中高の6年間を見守られ、ともに笑い、ともに悩みながら過ごす六甲学院の生徒たち、ちょっとステキですね。さあ、卒業してそれぞれの道を社会で歩むようになった時、人生の「岐路」で立ち止ってしまった時、「くま先輩」はそんな六甲学院の「卒業生」の前に表れてくれるのでしょうか。昔と変わらない「姿」で、昔と同じ「校舎」で再開できるのでしょうか?そして、その時六甲学院の卒業生は、少年だったころの「自分、そして仲間達との日々、そしてあの頃抱いていた夢」を思い出せるのでしょうか?だとしたら、やっぱりちょっとステキだなと。無責任なSNSのデマに踊らされるのではなく、偏差値表や進学実績の数字「だけ」を知ったかぶりで振り回すのではなく、学校の素顔を垣間見るのも大切なことだと思うのだけど…「くま先輩」のそんな言葉が聞こえたのは私だけでしょうか。では、また。

 

 

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