【Academia流】国語あるある?ないない?延長戦?

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【Academia流】国語あるある?ないない?延長戦?

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2018/06/11 【Academia流】国語あるある?ないない?延長戦?

神戸市北区・西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。

 

前回完結した「国語あるある?ないない?」に関してこんなご意見ををいただきました。

「子供の言い訳って、それが論理的思考なの?自分の思い通りにならないのがあたりまえじゃないの?」

ご意見をいただきましてありがとうございます。せっかくですので「国語あるある?ないない?」の延長戦?ということで今回進めてまいります。

 

まず、自分の思い通りにならないのがあたりまえ…いいえ、思い通りにするんです。ダダこねでもなんでもあり。負けませんから。オコチャマも。親御さんも「スーパーマーケットの中でみんなが見てるから。かっこ悪いから」という「外部の視線」を気にしてついつい…これも立派な「論理的思考」の対決なんです。オコチャマはそれに味を占めてしまうんです。こうすれば、ぼくの気持ちが伝わるんだ!なんて簡単なことだろう。

 

「子供って天使みたいなものよ。とっても純粋無垢よ。とってもかわいいのに、そんなこと思ってないわよ」そうでしょうか。「自分の子に限って」と但し書きを加えさせてくださいね。「論理的思考」の始まりは、自分の気持ちは自分で説明しないとだめだ、ということなんです。そうでしょ?誰も「そんたく」なんかしてくれませんからね。世間=外部=他者は。そこからすべてがスタートします。でも、今は先回りをしてしまう親御さん、少なくないようです。自分の子どもに「つらい」「悲しい」思いをさせたくない、泣くところをみていられない、だからできることはなんでもしてあげたい。だってこんなにかわいいんだもの。

 

まあ、それもいいですが、「論理的思考」を育てるチャンスをみすみす逃しているかもしれません。他人は自分と違う。そして、自分の気持ちや考えは簡単には他人に伝わらないのだ、だから筋道ををたててしっかり自分の考えを伝える必要がある。そうしてそんな時「じゃあどうする?」と外部の世界にポン、と押し出してやるときに必要なアイテムの一つが「論理的思考」ではないでしょうか。

 

子供のためになんでもしてあげたい、できることはなんでも…こうお考えの親御さん、増えているような気がします。自分と自分の子供は別人格だ、自分の子供も「ひとりのひと」であるという考えも一つの「論理的思考」です。「論理的思考」についてはもう少し話を続けたいと思います。夏期講習の講座のひとつでは決してありませんよ。もっとも、灘中学受験Academiaが目指しているのは「受験にも通用する論理的思考力の養成」ではありますが。

 

今回はここまで。では、また。

 

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