スマホを捨てよ、書を持とう(【神戸市】中学受験専門塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #推薦入試 #読解力

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2023/09/07 スマホを捨てよ、書を持とう(【神戸市】中学受験専門塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #推薦入試 #読解力

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。いやぁ、あっついなあ。スポーツもあっついし、しゃーないか…って、まるで〇イリ―スポーツのCMみたいなこと言ってても始まりませんね(いきなりローカルネタですみません)今週は各校の塾対象説明会(通称「塾説」)に連日参加しており、いまだに残る夏期講習の疲れと相俟って「体がだる重~」モードです。学校情報についてはまた後の機会に書くつもりですが、1学期から塾説に参加していて私(当塾代表)が感じたことを、つれづれなるままに書いてみむとてすなり(「古典大好き」な教室長、これで合ってる?)

 

進学校の塾説では、今も昔も「大学進学実績」の話が出てきます。「センター試験」時代は①東大・京大等の旧帝大、②医学部医学科(国公立、私立別)、③難関私立(関西では「関関同立」「産近甲龍」、上位進学校では「早慶上理」も)といった数字で競うのが定番だったと思いますが、今はそこに「国公立の推薦入試」の実績が加わります。ここの数字があれば、大学入試の新制度にもしっかり対応していることのアピールになるからでしょう。

 

このブログでも過去に何度か取り上げましたが、今般の大学入試改革は経済界からの強い要請を受けて動き始めたもの。要は「従来の教育システムからは、グローバル化する世界相手に通用する(=金儲けできる)人材が出てこないではないか。なんとかせぃ」と。バブルに踊り狂った挙げ句に「失われた30年」にした責任がまるでなかったかのような口ぶりには、正直言って思いっきり違和感がありますが、我が国は資本主義の国。腰の重い国のエライさん方も流石に動かざるを得なくなったのでしょう。知らんけど。

 

この新しい大学入試では従来のペーパーテストの他に、小論文、プレゼンテーション、グループディスカッション、面接等が課されます。国の新学力観では「主体性、多様性、協働性」となるのでしょうが、結局のところどんな力が重視されることになるのでしょうか?誤解を恐れずに言えば、その土台となるのは「読解力」に他ならないと考えます。主体性とは決して「自分の意見を声高に押し通すこと」ではありません。「他者の意見も理解した上で(=多様性)自らの考えも正確に伝わるよう話して(=主体性)最適と思われる解をみつけていく(=協働性)」と考えると、まずは自分とは別人格の他者の意見をよく聞いて正しく理解する力が必要なはず。これは正に「読解力」ではないでしょうか。「読解力」とは、国語教材で記述問題が出てくるたびに「解答」にある正解例文を書き写すことなんかでは決してないのです。

 

この「読解力」、お子さんの脳の発育と密接な関係があります。身長のように放っておいても伸びていくものではなく、ある種の訓練が必要です。まずは読み聞かせ、次にお子さん自身の音読。言葉や文章からイメージする力を養うのです。これは幼児で行うのが最適ですが、大きくなってもやらないよりはやっぱりやらせた方がよいのです。「子どもを本屋に連れていこう。そして、親も『スマホを捨てて書を持とう』

 

スマホはこのイメージする力を大きく阻害してしまいます。脳がまだ十分発育していない子どもでは尚更。スマホやタブレットに子守をさせるのは止めた方がいいのではないでしょうか。その手の本もたくさんありますので、ぜひともスマホではなく紙の本でお読みください。では、また。

 

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