全国統一「小学生」テストなのに年長生？（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #全国統一小学生テスト #年長生 #中学受験

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。今年1回目の「全国統一小学生テスト」が、一昨年までの第1日曜に戻り6月6日（日）実施となっています。昨年はいったん5月31日とされていたものがコロナ禍で6月28日に変更され、アメリカIve League 視察も中止となりました。東京・大阪・兵庫・京都に3回目の緊急事態宣言が出されましたが、今回は予定通り実施できるのでしょうか。

全国統一「小学生」テストという名称ですが、昨年から6月テストより「年長生」も実施されています。算国融合問題（30分）で「考える力を見る問題」となっています。試験官が問題を1つずつ読み上げ、それぞれ決められた時間内で解答を書いていく形式。次々と進んで行くので「わかりません」と聞き直すことも、後からのんびり見直すこともできません。指示に従って「聞く→考える→書く」というサイクルを時間内にこなすことが必要。この時期の年長生としてはなかなかハードルが高いのではないでしょうか。

実施会場にとってもこの「読み上げる」テスト形式が難儀であるとみえて、年長生実施の会場は他学年よりかなり少なくなっています。昨年に比べると増えたのですが、それでも近畿での年長生実施会場数は大阪府19、京都府9、滋賀県7、兵庫県6、和歌山県4、奈良県2の合計47会場だけ。近畿全体でですよ。大阪府と奈良県なんて、県庁所在地の大阪市と奈良市でゼロですからね。大阪も奈良も中学受験人口は決して少なくないはずなんですが、これでは盛り上がりようもありませんね。

兵庫県も神戸市はなんとたったの3会場！神戸といえば灘中はじめ私立の有名校が数多く存在し、大阪や奈良にも負けない中学受験熱がある地域柄。それでもこの有様です。なお、神戸3会場の内の1つは当塾ですが既に受付終了しました。例年であればもう少し多く受け付けるのですが、「密」を避けるために通常の半分の席数しかご用意できないのです。各会場も同様なのか、早くも満席となっているところも増えてきているようです。受験をご検討の方は、取り敢えず申し込みをしておく方がよいかと思います。ところで、いつも申込初日に満席になっている会場があるのですが、あれは一体どういうことなのでしょうかね？

席数を減らすだけでなく、テスト実施に当たって「新型コロナウイルス感染症予防の対策・指導について」以下の諸注意が挙げられています。

①検温の徹底　37度以上の熱がある場合は会場受験をご遠慮いただき、後日参考受験のご案内をいたします。