元受験生への警告（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #志望校 #退学

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。コロナ対応の追試験がまだ残ってはいますが、阪神間の私立中学入試もほとんど終わったと言っても差し支えないでしょう。受験生の皆さんお疲れ様でした。結果については、「チャレンジ校も合格して満点以上だった」子から「志望校はほぼ全滅とまったく不本意に終わった」子まで様々だと思います。ぼちぼちSNS等ではその手の投稿が増えてくることでしょうが、終わったことをとやかくほじくり返したところで何も生み出しません。上手くいったからといっても驕らず、不本意だからといっても愚痴らず、中学進学後に目を向けましょう。

「合格することだけ」に力点を置き過ぎる余り、中学進学後に大きく躓いてしまうお子さんが多くなってきたような気がしてなりません。ある学校の合格発表の場で聞いた親子の会話。「〇〇ちゃん、合格して本当に良かったわね。」「だけど疲れたわ。私、もうお母さんの言う通りに勉強なんか『してあげない』から。」思わず、その子の顔を見てしまいましたよ。私（当塾代表）が親だったらソッコーでカミナリ落とすところ。ところが、その母親は「あらあら、ほほほ。」とニコニコしているばかり。バッカじゃなかろっかルンバ。4月に入学する頃には立派な「最下位候補生」ですね。6年後が思いやられるわ。いや、6年持つかどうか。

学校によっては「相応しくない生徒（＝成績の振るわない生徒）」に随分冷たく、平気で退学させるところもあります。プライドの高い伝統校は要注意。公立小学校と同じ感覚でいると痛い目に遭いますよ。第一志望校でない学校だったので実は「不満」だという親御さん。隠しているようでも「丸見え」ですよ。「6年間お世話になる」と心から思えなければ、学校に対して何かと反抗的な態度になるもの。「何でそんなこといちいち守らなきゃいけないの？」「何でこちらの思うようにしたらダメなの？」「6年間も授業料払うんだから、国公立大くらい入れてくれるんでしょうね？」第一志望校に入った場合でも、自分のお子さんが成績不振に陥ると途端に「不満タラタラ」になることも少なくないと聞きます。「良い学校だっていうからあんなに頑張って入ったのに。学校はきちんと面倒見てくれているのか？」

根本の原因は、お子さんのアタマが親御の期待に反してそれほどでもないからでしょ？それを棚に上げたところで…最後には「そこまでおっしゃるのなら退学されますか？」ですよ。「お客さま」気分もほどほどに。元受験生の皆さん、悪いことは言いません。2月くらいからは少しずつ勉強を始めなさい。「あれだけ頑張ったのに？」受験勉強のことはもう忘れなさい。4月に「立派なバカ」になりたくないのなら。既にゲーム三昧だという子には特に警告しておきましょう。気持ちを切り替えないと、元に戻れなくなりますよ。では、また。