入学式が…え、文化祭、お前もか⁉（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #入学式 #文化祭

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。4月も今日で3日。例年ならば「新学期に使うものを買いに百貨店へ行こうかね、ついでにおいしいものでも食べて。」もうすぐ新学期だし、春休みも終了だし、この週末はどこかへ、とお考えのことでしょう、でも今年は「騒動」のために、そうもいかなくなってしまいました。昨日、私立中学の入学式について少し書いてみましたが、今年は入学式を簡素化する中学はやはり多いようです。甲陽学院中・六甲学院中は「式の開始時間を遅らせる」「校歌斉唱はしない」などで対応、保護者も一名にする等参列者を限定。しかし、これだけではありません。この「騒動」の余波は、次年度受験生が楽しみにしている「文化祭」にも影響を与えているようです。

各学校の文化祭は、例年5月に行われるところも多くあります。中学受験をお考えのご家庭は、その文化祭にお子さんをつれて行って、その学校の在校生や先生の様子を見させて、部活動の屋台、ステージ上での催し物も楽しみながら志望校へのあこがれを持たせて、受験へのモチベーションに繋げています。校名入りのグッズ購入などはなんと、塾単位で「予約販売」するところも。また、新入生にとっては「はじめての在校生としてのイベント」。ちっちゃいながらも？張り切るものです。しかし…塾生が、半分涙目で私にこう訴えてきました。「センセー、今年はマイムマイムができないんだってぇー。」マイムマイム？これでピンときた方、そう、親和中学です。親和中学の文化祭は毎年5月。最終日のラストの盛り上がりは、実行委員を中心に在校生で大きく輪になって踊る「マイムマイム」。毎年恒例ですね。でも、今年親和中は文化祭を中止したというのです。その他にも神戸女学院中恒例の「バザー」も10月に延期。そして灘中も文化祭はやはり中止。このことはまた次回に。

さて、ここで春休み中の皆さんに問題を一つ。先日、適性検査型の時事問題を取り上げた際のことです。「往来自粛について。『不要不急の往来の自粛』と県知事が呼びかけました。では、どんな場合が『不要不急』に当たりますか。」との質問。塾生に聞きました。

①川ぞいに桜が満開。毎年なので今年も夙川でのお花見をしに行く。

②転校する友達と、以前から神戸北野の有名なレストランを予約していた。もう会えないので食事に行く。

③梅田のデパートで、普段なかなか買えない地方の駅弁が期間限定で売られている。食べたいので買いに行く。

④友達が自転車事故で骨折。自宅で寝ているというのでお見舞いに行きたい。

⑤通っている塾で公開模試がある。この模試で○○番以内に入らないと塾のクラス替え対象者になるらしい。クラスが落ちたくないので受けに行く。

⑥冷凍食品が安いから、ってママが隣のスーパーまで行く。ついでにもっと大きいスーパーでいつもの二倍くらいの買い物もしようかなって。あんまり外に出ちゃいけないから。

以上について、「不要不急」でないので行く場合なら〇、「不要不急」なので行かない場合なら×と答えなさい。

さて、子どもたちはどう答えたでしょうか？お子さんの目線で想像してみてください。ちょっと大人が考えつかないような考え方も。では、また。