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戦い済んで(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #全落ち #人間的成長
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。阪神間の私立中学入試も終わり、大半のお子さんは進学先も決まったことでしょう。この頃になると各塾の合格実績も出揃い、それを見比べて通っている塾がどうだったとか、これからどの塾にしようかとかいう親御の声から、にわか評論家が知ったか顔で塾や学校について持論を展開しているようなものまで、ネット上ではいろいろと聞こえてきます。当の受験生やその保護者以外にとっては、ある意味一番「楽しい」時期なのかもしれませんね。
一方、当の受験生の保護者にとっては、これまで長い間想像や見聞の中の世界であった中学受験が「実体験」となった訳で、「戦い済んで」ようやく見えてきたこと、今だからこそ言えること、今になってあれは間違いだったと思えること、そんな想いが心中を飛来していることでしょう。特に、強く志望していた学校が残念だったとか、もっと酷くて「全落ち」だったとかなると、後悔の念や恨み言の一つや二つ(どころで済まないか)は湧いてこないはずもありません。この時期、某教育系サイトでは「全落ち」した子の親御がその想いを吐き出すスレなんてのも立ち、結構多くの書き込みがあるようです。
内容の詳細はさすがに省きますが、受験前にウチのブログを読んでいただけていたら少しは状況を変えられたかもしれないのになぁ、というものも少なくありません。「模試でA判定だったから受けた学校が全滅だった。一体どういうことなの?」「受験前は『大丈夫ですよ。頑張りましょう。』と言っていたのに、不合格の後は『頑張ったけれど残念でしたね。』って、それだけなの?」「受かった子はチヤホヤされて、落ちた子はまるでいなかったかのような扱い。塾を信じて何もかも言う通りにしてきたのに…」気持ちがわからないではありませんが、そういう考え方自体が危険だということは当ブログでも申し上げて来た通り。これから受験をする子の親御さんにはこれらの例を「他山の石」としてください、という他ありません。
しかし、どこにでもいるものですね、空気読まないヤツ。「『全落ち』した~」って書いてあるのに、わざわざ出しゃばってきて「ウチの子は〇〇塾にお世話になって、第一志望の△△中を受かりました。△△中を落ちられて〇〇塾の悪口を書かれていた方がいらっしゃるようですが、ウチの場合はそんなことはありませんでしたよ。〇〇塾のセンセイ方にはとても感謝しています。」等との書き込み。すぐに「全落ち」軍団?に総攻撃されて「退場」されていたようですが、そうまでして自己承認を得たいのでしょうか?「それ、〇〇塾のセンセイの書き込みじゃないの?」なるほど、それもあり得ますね。いずれにしても随分とくだらないことです。
とある学校の合格発表会場。ある程度時間が経ち、合格者の喜びと不合格者の悲しみが交錯しているような状況。某大手塾のセンセイ、おそらくその学校のコース担当責任者と思しき男性が「おーい、受かったやつこっちに集合。記念写真撮るぞー!」はぁ?思わずその男性の顔を見てしまいました。それを合図に、受かった子はその方向へ、落ちた子は校門へ向かっていきました。どちらも同じ塾のカバンを背負っていたのですが、正に「受かった子はチヤホヤされて、落ちた子はまるでいなかったかのような扱い。」なのでしょう。
私(当塾代表)が某大手塾にいた頃、実は同じ学校でこんな出来事が。会場で塾生が私に話しかけてきました。その子は受かったはずなのになぜか浮かぬ顔をしています。どうしたのかなと思っているとそれを察したのか「僕は受かりました。」と。「だけど同じ小学校で仲が良かった□□君は残念だったんです。『二人で絶対この学校に行こう』って約束してたんです。明日から僕はどう接したらいいでしょうか?」アドバイスをすると少し表情が和らぎました。後にこの塾生の親御さんが「合格も嬉しかったのですが、他を思いやる姿に人間的な成長も感られじたこともとても喜ばしいことだと思っています。」戦い済んで、お子さんにどのような成長を見出せましたか?では、また。
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灘中学受験アカデミア
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24/03/19
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一方、当の受験生の保護者にとっては、これまで長い間想像や見聞の中の世界であった中学受験が「実体験」となった訳で、「戦い済んで」ようやく見えてきたこと、今だからこそ言えること、今になってあれは間違いだったと思えること、そんな想いが心中を飛来していることでしょう。特に、強く志望していた学校が残念だったとか、もっと酷くて「全落ち」だったとかなると、後悔の念や恨み言の一つや二つ(どころで済まないか)は湧いてこないはずもありません。この時期、某教育系サイトでは「全落ち」した子の親御がその想いを吐き出すスレなんてのも立ち、結構多くの書き込みがあるようです。
内容の詳細はさすがに省きますが、受験前にウチのブログを読んでいただけていたら少しは状況を変えられたかもしれないのになぁ、というものも少なくありません。「模試でA判定だったから受けた学校が全滅だった。一体どういうことなの?」「受験前は『大丈夫ですよ。頑張りましょう。』と言っていたのに、不合格の後は『頑張ったけれど残念でしたね。』って、それだけなの?」「受かった子はチヤホヤされて、落ちた子はまるでいなかったかのような扱い。塾を信じて何もかも言う通りにしてきたのに…」気持ちがわからないではありませんが、そういう考え方自体が危険だということは当ブログでも申し上げて来た通り。これから受験をする子の親御さんにはこれらの例を「他山の石」としてください、という他ありません。
しかし、どこにでもいるものですね、空気読まないヤツ。「『全落ち』した~」って書いてあるのに、わざわざ出しゃばってきて「ウチの子は〇〇塾にお世話になって、第一志望の△△中を受かりました。△△中を落ちられて〇〇塾の悪口を書かれていた方がいらっしゃるようですが、ウチの場合はそんなことはありませんでしたよ。〇〇塾のセンセイ方にはとても感謝しています。」等との書き込み。すぐに「全落ち」軍団?に総攻撃されて「退場」されていたようですが、そうまでして自己承認を得たいのでしょうか?「それ、〇〇塾のセンセイの書き込みじゃないの?」なるほど、それもあり得ますね。いずれにしても随分とくだらないことです。
とある学校の合格発表会場。ある程度時間が経ち、合格者の喜びと不合格者の悲しみが交錯しているような状況。某大手塾のセンセイ、おそらくその学校のコース担当責任者と思しき男性が「おーい、受かったやつこっちに集合。記念写真撮るぞー!」はぁ?思わずその男性の顔を見てしまいました。それを合図に、受かった子はその方向へ、落ちた子は校門へ向かっていきました。どちらも同じ塾のカバンを背負っていたのですが、正に「受かった子はチヤホヤされて、落ちた子はまるでいなかったかのような扱い。」なのでしょう。
私(当塾代表)が某大手塾にいた頃、実は同じ学校でこんな出来事が。会場で塾生が私に話しかけてきました。その子は受かったはずなのになぜか浮かぬ顔をしています。どうしたのかなと思っているとそれを察したのか「僕は受かりました。」と。「だけど同じ小学校で仲が良かった□□君は残念だったんです。『二人で絶対この学校に行こう』って約束してたんです。明日から僕はどう接したらいいでしょうか?」アドバイスをすると少し表情が和らぎました。後にこの塾生の親御さんが「合格も嬉しかったのですが、他を思いやる姿に人間的な成長も感られじたこともとても喜ばしいことだと思っています。」戦い済んで、お子さんにどのような成長を見出せましたか?では、また。
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