入試応援の裏話(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #入試応援 #大手塾

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2019/12/23 入試応援の裏話(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #入試応援 #大手塾

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。阪神間の私立中学統一入試日まで「あと26日」ですが、他県校の入試はすでに始まっています。神戸まで出張っての会場入試も実施され、各塾がこぞって会場入り口に陣取って、例年通りの入試応援を繰り広げていました。この学校が第一志望ではなく、いわゆる「前受け」という受験生が多いせいか、統一入試日ほど熱気ムンムンというわけではありませんが、最大の目的はやはり「合格」を取りに行くこと。周りの受験生はみなライバルです。付き添いの保護者の顔を見ても緊張感が伝わってきます。

 

入試という独特の空気のせいもあってか、今まで見えなかったお子さんの「地」が出てくることもよくあります。普段頼りないように思えた子が結構本番に強かったり、反対に普段の強気はどこへやら、極度の緊張で顔が引きつっているような子がいたり…応援に来ている塾のセンセイを見つけたときの反応も様々です。笑顔になって駆け寄ってくる子、親の手前か照れ臭そうにツンデレ?する子、気付かなかったのか通り過ぎようとして呼び止められている子…岡(傍)目八目ではありませんが、客観的に眺めているとお子さんや親御さんの心情までもが手に取るように見えてきます。

 

でも、ウチ以外の塾のセンセイたちがみなそれをわかって応援しているのかと言われれば、ウ~ン、どうでしょう?塾のマークが入った旗を振り、塾のコーポレートカラーのウィンドブレーカーに身を包み、いかにも統一された応援をしています。そりゃそうでしょう。基本的に「マニュアル」通りですから。昨今の働き方改革もあり、入試応援も当然「時間外業務」として管理されます。どの学校の応援に行くかも決められます。担当の子が受ける学校の応援リストに自分の名前が無かったら?「勝手に応援に行っただけ」にするしかありません。サービス残業ですね。でも、そこを怠ると親御の評判も下がりますからね。無言のプレッシャーというヤツですか。よく「塾はブラックだ」なんて聞きますが、客である親御だって少なくとも片棒は担いでいるのですよ。

 

入試応援でこんな風景を見たことはありませんか?明らかに他塾のカバンを持っている受験生にも、大きな声で「おはようございます」と挨拶している大手塾のセンセイやスタッフたち。これも「マニュアル」で決められた行動です。これには大きく2つの意味があります。1つは塾のイメージアップ。仮に目の前のお子さんが自塾生でなかったとしても、大きな声でしっかり挨拶をする姿勢を親御に印象付けるのです。もしかするとこれから塾探しをする弟妹がいるかもしれない。兄姉が通っていたからと言って同じ塾を選ぶとは限らないし、今の塾に不満があるかもしれない。その時に「そういえば、あの時に気持ちよく挨拶をしていた塾があったな」となるかもしれない。まあでも、これだけなら別に悪いことでもありません。

 

問題はもう1つの目的。ただでさえ緊張する入試会場で、見知らぬ人から大きな声を掛けられたらどう思うでしょうか?気の弱い子なら、それだけでもテンパってしまうことは想像に難くありません。そう、体のいい「威圧」です。統一されたウィンドブレーカーや旗、幟、鉢巻に至るまで「統一感」は自塾生の激励とともに、他塾生への威圧が目的です。それなのに律儀に挨拶返しをしている親子を見ているともう気の毒ですね。むしろガン飛ばしてやったら?と思うのですが、言い過ぎでしょうかね。ちなみに、ウチの塾生にはそこのところも言い含めて入試会場に送り出しています。知っていたらどうってことないですから。変なことに惑わされずに、持てる力を存分に発揮してもらいたいものです。では、また。

 

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