078-940-4170
〒651-1132 神戸市北区南五葉1丁目2-31 SHKビル2F
営業時間/14:00~21:00 定休日/日曜・祝日
全国統一小学生テスト「さあ競争だ」その後に(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #全国統一小学生テスト #自己採点 #間違い直し
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回は「全国統一小学生テスト」直前の準備について書きましたので、今回は「全国統一小学生テスト」直後にしておくといいかなと思うことに触れてみましょう。
「全国統一小学生テスト」のような学力テストや受験用の模試等を受けるとき、その効用は3つに分けられます。
1.テストに備えて出題範囲から弱点を見直す等の学習をすることで学力向上につながる。
2.テストを受けること自体、集中力や時間配分等の経験値向上に大きく寄与する。
3.テスト後の間違い直しや関連する単元の復習をすることにより、さらに学力アップが図れる。
つまり、テスト前、テスト本番、テスト後の3段階において、それぞれやるべきこととそれをやることで得られるものが存在するということです。
1.に関しては、次回以降の課題ではありますが今回どれだけの事前準備をしたのか振り返ってみましょう。もしかするとまだできたことがあったかもしれません。テスト直前の付け焼刃的学習でなく、学校や塾でこれから学ぶことをなるべくその場でマスターする姿勢を持つことも考えられます。「親が受けろと言ったから受けただけ」というお子さんだとモチベーションはゼロなのかもしれませんが、次回までに親子でテストを受ける意味をもう少し話し合うべきでしょう。毎回毎回「ただ受けた」というだけでは、学年が上がるにつれて欠点ばかりが目立つようになりかえって学習意欲を削ぐことになりかねません。
2.に関しては、親御さんがお子さんにテストの様子を聞いてみることが効果的です。ただ単に「できた?」というのではなく、持って帰った問題用紙を見ながらテストの時の様子をよく思い出させてみること。変なプレッシャーをかけないため、問題の正誤は二の次にしてください。でないとお子さんが本心で喋れなくなってしまいます。お子さんが面倒くさがってもきちんと話させてほしいと思います。よほど親子の信頼関係が壊れているのならどうしようもありませんが。これから求められる新学力観でも「表現力」は一つの柱。自分の親にすらまともに話をしない子が、今後他人に向かって「プレゼン」ができるようになる訳がないでしょう。
3.に関しては、2.がある程度済んだ時点で、なるべく速やかに自己採点することから始めましょう。テストから時間が経てば経つほど自己採点は難しくなります。自己採点と実際の点数が大きく違うのは問題アリと考えましょう。次に間違い直しは、解答を見て全問をやり直すというのではなく、誤答の内容や問題用紙の様子も見てどのような間違いをしたのか分析しましょう。現時点ではムリかなと思うものは放っておいても構いません。「見直し指導」を受ける場合も同様の視点で受講するようにしましょう。
「テストが終わったら後は成績表が帰ってくるのを待つだけ」なんて姿勢ではテストの効用が大きく失われてしまいます。その責任は親にあると言わざるを得ません。せっかく受けたテストですから最大限活用してください。では、また。
■■□―――――――――――――――――――□■■
灘中学受験アカデミア
【電話番号】 078-940-4170
【住所】 〒651-1132 神戸市北区南五葉1丁目2-31 SHKビル2F
【営業時間】 14:00~21:00
【定休日】 日曜・祝日
24/04/01
24/03/19
24/03/05
TOP
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回は「全国統一小学生テスト」直前の準備について書きましたので、今回は「全国統一小学生テスト」直後にしておくといいかなと思うことに触れてみましょう。
「全国統一小学生テスト」のような学力テストや受験用の模試等を受けるとき、その効用は3つに分けられます。
1.テストに備えて出題範囲から弱点を見直す等の学習をすることで学力向上につながる。
2.テストを受けること自体、集中力や時間配分等の経験値向上に大きく寄与する。
3.テスト後の間違い直しや関連する単元の復習をすることにより、さらに学力アップが図れる。
つまり、テスト前、テスト本番、テスト後の3段階において、それぞれやるべきこととそれをやることで得られるものが存在するということです。
1.に関しては、次回以降の課題ではありますが今回どれだけの事前準備をしたのか振り返ってみましょう。もしかするとまだできたことがあったかもしれません。テスト直前の付け焼刃的学習でなく、学校や塾でこれから学ぶことをなるべくその場でマスターする姿勢を持つことも考えられます。「親が受けろと言ったから受けただけ」というお子さんだとモチベーションはゼロなのかもしれませんが、次回までに親子でテストを受ける意味をもう少し話し合うべきでしょう。毎回毎回「ただ受けた」というだけでは、学年が上がるにつれて欠点ばかりが目立つようになりかえって学習意欲を削ぐことになりかねません。
2.に関しては、親御さんがお子さんにテストの様子を聞いてみることが効果的です。ただ単に「できた?」というのではなく、持って帰った問題用紙を見ながらテストの時の様子をよく思い出させてみること。変なプレッシャーをかけないため、問題の正誤は二の次にしてください。でないとお子さんが本心で喋れなくなってしまいます。お子さんが面倒くさがってもきちんと話させてほしいと思います。よほど親子の信頼関係が壊れているのならどうしようもありませんが。これから求められる新学力観でも「表現力」は一つの柱。自分の親にすらまともに話をしない子が、今後他人に向かって「プレゼン」ができるようになる訳がないでしょう。
3.に関しては、2.がある程度済んだ時点で、なるべく速やかに自己採点することから始めましょう。テストから時間が経てば経つほど自己採点は難しくなります。自己採点と実際の点数が大きく違うのは問題アリと考えましょう。次に間違い直しは、解答を見て全問をやり直すというのではなく、誤答の内容や問題用紙の様子も見てどのような間違いをしたのか分析しましょう。現時点ではムリかなと思うものは放っておいても構いません。「見直し指導」を受ける場合も同様の視点で受講するようにしましょう。
「テストが終わったら後は成績表が帰ってくるのを待つだけ」なんて姿勢ではテストの効用が大きく失われてしまいます。その責任は親にあると言わざるを得ません。せっかく受けたテストですから最大限活用してください。では、また。
■■□―――――――――――――――――――□■■
灘中学受験アカデミア
【電話番号】
078-940-4170
【住所】
〒651-1132
神戸市北区南五葉1丁目2-31 SHKビル2F
【営業時間】
14:00~21:00
【定休日】
日曜・祝日
■■□―――――――――――――――――――□■■