日出づる処の女子「神戸女学院」を語る⑥(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #神戸女学院 #女子校 #国語

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2019/04/17 日出づる処の女子「神戸女学院」を語る⑥(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #神戸女学院 #女子校 #国語

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。「日出づる処の女子」こと私(当塾教室長)、ちょっと色々ありましてしばらくこのブログをお休みしていましたが、久し振りに神戸女学院「国語」この対策らしきもの、そしてこの学校の文系の問題に総じて感じたプライド、更に言うと独特の「美学」をまとめとして述べたいと思います。ということで「古今東西・塾講師はかく語りき」はまたの機会に。

 

東京での塾講師の経験もあり、いわゆる「女子御三家」を受験する子供たちを教えることはなくても近くで見てきた私、以前このブログで書かせていただいたように、「なぜ神戸女学院が関西ではこんなに人気なのだろうか」とずっと考えていました。なんせ関東の私立中学において、人気校であるための不可欠な要素が六年後の「東大合格」。東京・神奈川・千葉など首都圏の私立中学にとっては、それこそが「偏差値表の上」に来るための条件、言い換えれば、ある意味「ゴール」の一つなのです。

 

それはどこの私立中学も似たり寄ったりのはずですが、関東ではとりわけその傾向が強く「東大でなければ早稲田か慶応」志向。私立中学にとってはそこへの合格実績が出てナンボとなるのです。また、東大の実績豊富な私立中学に多くの合格者を出している塾の講師の中にも、「それほどまでにコンプレックスがあるのか?」と感じるほど、六年後の「東大」にこだわるのもいます。案外「カリスマ講師」と呼ばれる人の中にこそ、そんなのが多数存在しているものです。

 

今回改めて神戸女学院の国語の問題を分析してみて、そんな「大学合格実績」「東大合格〇〇人」など、塾産業の思惑が入り込む隙がこの学校にはほとんどないことを知りました。神戸女学院の国語ですが、語句・知識はもちろん私が驚いたのが、問題で使われてる文章や作者、そして問われていることの「社会性」。それは語注などの多さにも表れています。そして時代や国に囚われてもいません。「毎回同じパターンで、今年は詩を出す、出さない。」などということも言いません。「対策?何ですかそれ?」

 

これは社会の時にも触れたとは思いますが、国語でも選択肢が紛らわしい問題が多いのです。選択肢の文の中で「上の部分だけは同じなので下の部分で…」なんて考えでは、正解にたどり着くことができるかどうか。似た部分があったとしても、選択肢全体を読み取る力が必要。確かな「学力」があるかどうかがしっかり問われているのです。ゴマカシはまったくききません。ちょっと長くなってしまいましたね。もう少し言いたいことがあるのですが、それは次回にしましょう。では、また。

 

 

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