残念な人の「中学受験後の再出発」第二話①(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #全落ち #併願パターン #中学受験

有限会社灘教育研究所

078-940-4170

〒651-1132 神戸市北区南五葉1丁目2-31 SHKビル2F

営業時間/14:00~21:00 定休日/日曜・祝日

残念な人の「中学受験後の再出発」第二話①(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #全落ち #併願パターン #中学受験

スタッフブログ

2019/02/13 残念な人の「中学受験後の再出発」第二話①(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #全落ち #併願パターン #中学受験

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。3回にわたり書きました「残念」シリーズの「第一話」。我が子の個性や気持ちなどにはまったく目もくれず、周りの塾ママ友に対する虚栄心を満たすためだけに中学受験をさせたことが徒となり、とっても「残念」な事態を招いた母親のお話でした。既に中学進学した、またはこれから中学受験をする子の親御さんにとって、いろいろと考えさせられることも多い話だったのではないかと思いますがいかがでしょうか。

 

では「第二話」に入りましょう。ある日、高校生とその母親が「相談がある」とお越しになりました。大学受験に向けて個別指導ができないかという内容で、これだけならまあ特段変わった話でも、ましてや「残念」な話でもありません。ところが話を聞き終わる頃には「う~ん…」となってしまいました。中学受験で失敗したことが大きく影を落としており、失敗の原因である「受験に対する誤った姿勢」から抜け出せていなかったからです。

 

「大手有名塾に通い、言われた通りの併願パターンで中学受験したものの全落ち。あわてて塾に相談して、まだ最終入試が残っていたという理由だけで、それまで見たこともない学校を受けざるを得なかった。」生徒数に対して明らかにスタッフや講師の数が少ない塾だと、第一志望校に対して設定する併願パターンは、お子さんの個性に関係なく、ほぼ同じになります。偏差値表を見て、第一志望校より下にある複数の学校を組み合わせているというのがほとんどでしょう。親御自体が「偏差値ファースト」だったり、完全に塾依存だったりすると、お子さんの性格や気持ちに関わらず、そのパターンのまま受験することになります。

 

第一志望に合格した場合はいいのですが、そうでなかったときは厄介です。最近特に多いのですが、メンタルが弱いお子さんだと、第一志望の不合格を引きずって偏差値が低いはずの後受けもことごとく落とすことがあります。また、偏差値だけで選んでいるため、受かった学校が第一志望校と明らかに校風が違うことも多々あります。第一志望校への思いが強ければ強いほど、「仕方なく」通うことになった学校に馴染めない、いや自ら馴染もうという気持ちになれない事態になります。これは「第一話」にも関連する話です。

 

「第二話」のお子さんも同じで、受験前にはまったく考えにもなかった学校に通うことになたのですが、先生や同級生とも積極的に交わろうとはしなかったそうです。元々おとなしい性格だったそうですが、口には出さずとも「第一志望校に比べてレベルが低い(と思い込んでいる)」ことが主な原因でしょう。不合格にはなったものの第一志望校に合わせて勉強していたので、当初は特に努力しなくても成績上位だったそうです。しかし、そのことがその後の「残念」への入り口に繋がっていきます。長くなったので続きは次回にしましょう。では、また。

 

■■□―――――――――――――――――――□■■

灘中学受験アカデミア

【電話番号】
078-940-4170

【住所】
〒651-1132
神戸市北区南五葉1丁目2-31 SHKビル2F

【営業時間】
14:00~21:00

【定休日】
日曜・祝日

■■□―――――――――――――――――――□■■

TOP