全国統一小学生テスト～そろそろ目覚めましょうよ～②（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #中学受験ブログ #全国統一小学生テスト

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。私立中学受験を考えるご家庭、理由は様々。昨日のブログで「中学入学後、学習に対して立ちすくんでしまう子がいる」と書きましたが、「立ちすくむ」これって「比喩」ですよね。国語の。もう少し具体的にお話ししておきます。というのも、本当にそのような子を減らしていきたいからです。

中学入学後、一学期の間はやや緊張感があるのですが、二学期以降にだんだん成績が振るわなくなってくると、無気力・あきらめなど精神的に弱い子が現れます。立ち直りなど到底望めないくらいにメンタルが弱いんです、ハッキリ言って。中学受験で親御さんがベッタリ学習を見ていたようです。精神的に「自立」が薄いのでしょう。自分で勉強を組み立てることができない。授業を聞いて理解する、という発想が薄弱なんです。

「私立に行っても塾に行くんだから」とお考えなら、まず「学校の授業を大切にしよう。先生たちの授業を聞いて理解しようとしなさい。」と親御さんがどうして言わないのでしょう？もったいないことこの上ない。私立中学でも不登校になってしまう子、また成績が振るわなくて、せっかく入学したのに途中でやめる子など、残念ながら少なからずいます。私立中学の場合、一度授業がわからなくなるとなかなか遅れを取り戻せないことが多いですから、そうなるともう自分の「居場所」を見つけづらくなるようです。

以前も述べましたが「子どものために何でもやってあげたい。わからないと言っていたら私が教えてあげる。だから泣かないで。そして一緒に合格しましょうね。」中学受験を通して、お子さんに強く関わりたいという気持ち。あまり強すぎると困ってしまうのは、少し先の未来を走っていくお子さん自身のような気がします。子離れしましょうよ。中学受験はその良いチャンスです。私たち大人も、子供の先にある自分自身の「何か」を見つめましょう。いつやるか？今でしょ。全国統一小学生テストでも同じことではありませんか？お子さんの「先」を潰さない賢明な親になるために、そろそろ目覚めましょうよ。では、また。