全国統一小学生テスト・すぐに身に着く思考力⁉（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #全国統一小学生テスト #中学受験 #思考力

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。いやあ、秋ですね。今年は8年振りに満月と中秋の名月が重なったとのこと。来春入試のネタになりそうですよね。私（当塾教室長）が塾に来る途中の道すがらにも、秋を象徴するヒガンバナが咲いているお宅があります。ヒガンバナには白いものもあるんです。ヒガンバナと言うと私は「ごんぎつね」のある場面を思い出します。教材にもありますよ、そのお話は…次回かな？または授業で。

さて「全国統一小学生テスト」が近づいてくると、当塾にもこんなお問い合わせが。「思考力の問題がすぐ解けるようなイイ問題集はありますか？」「全国統一小学生テストで良い点を取れるようにするにはどうすればよいのですか？」当塾代表もこのブログで再三お伝えしているかと思いますが、いるんですよね「Ｈｏｗ ｔｏ」ばっかり求めてくる方。まあ、熱心さの裏返しかなと思いお話だけは伺うのですが、年代的には30代～40代。私から見れば「あなた達の年代の中学受験をバリバリに教えていたよ」という世代です。だからこそ、わかる部分も「こりゃダメだ」という部分も見えてくるのです。今回は「思考力をつけるってどういうこと？」をテーマにお送りします。

以前「思考力がついていないって〇学園の先生に言われてしまって。ここは思考力をつける指導をしていると聞いたので。」と来塾した方がいました。そして「何かいい教材はありませんか。」と。思考力をつける術を教えてよ、ということをお望みのようです。「普段のカリキュラムは〇学園でいいから」という姿勢が見え見えで、アンタ、バカにしてんの？という言葉を飲み込んで…というのが少なくないんですよね、どっかの大手進学塾の下請けをします、という塾。その合格実績を堂々と「合格実績」として載せるコバンザメのような塾。スイマセン、一緒にしないでくださいね、ウチは違いますから。

そのお宅、幾つもの市販教材を持ってきてくださいました。十冊はあったでしょうか「拝見します」と私が見たのですが、「ダメだ、こりゃ」と心の中で呟きました。確かにすべての教材はやっていました。でも…いたるところにお家の方の「書き込み」が。数字を囲ってあったり、説明したのか数字や線分図も書いてあったり。国語の教材も然り。本文中に線を引いてあったり接続詞を囲んであったり。さらに、お通いの塾の教材も然り。で、解答欄に書いてある答だけはばっちり。教えてもらったという形跡はないようにしてあります。そして担当講師から「大変よくできていますね」と大きな花丸。と同時に意味のないハンコ？どうやらこのハンコの数によって「景品」もゲットできるようです。なるほど。

でも、それにどんな意味があるのでしょうか。こんな景品で子どもの勉強意欲が高まるとでもお考えだったら、アナタの家がそうなのでしょう。「これができたらこれを買ってあげる。」「これができたら、愛してあげる。」これって恋愛の駆け引きですか？かぐや姫？そして「この教材が終わって、テストで〇番以内だったら○○○を買ってあげると約束してます。」と誇らしげなお母さん。うーん…アナタこそ思考力を鍛えようよ。では、また。