ちょっと早いけど「全国統一小学生テスト」のお話（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #全国統一小学生テスト #テスト対策

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。当塾は四谷大塚主催「全国統一小学生テスト」公認会場です。第2回からテストを実施しており、次回で28回連続となります。今年も2回目のテストが11月3日に予定されており、例年と同じなら申込受付が9月中旬から始まります。ただし、コロナの感染状況によってはまだ流動的な部分もあり、予断は許しません。これまでは全学年でテストを実施してきた当塾も、次回は小3～小6に限定して実施することといたしました。年長生～小2の方は申し訳ありませんが、次回は他の実施会場でお受けください。

この全国統一小学生テスト、全国一斉実施のテストとしては最大規模の母集団でしょう。ですので、このテストは「全国規模での実力テスト」だと理解しましょう。「母集団」は「偏差値」にも関わる要素ですが、このテストの偏差値でわかることは「全国レベルでのお子さんの立ち位置」です。決して他の模試の偏差値表に当てはめないでくださいね。無意味ですから。それでも、お子さんよりも親御さんたちの方が「熱く」なってしまうのも、このテストで「シビア」に順位が出てしまうからですかね。

「高得点を取るための対策はありませんか？」よくお問い合わせがあります。テストというテストに「対策」が可能だ、とお考えなのでしょう。先に申し上げておくと、このテストに特に「対策」はありません。「実力テスト」ですから、入試と同じで日々の学習しかありません。とはいえ、これでもかと言わんばかりに全国順位・都道府県別順位・男女別順位と「数字」が並んでしまうと、わかっていても「えーーー！」と叫んでしまうような「現実」と向き合わざるを得ません。「テストが悪かったら『傷つきたくない』ので、テスト自体なかったことにしたい」気持ちもわからないではないですが、それでもやはりそんな態度は「醜悪」と言わざるを得ません。

全国統一小学生テストに関わるようになってかなりの年月が経ちましたが、本当にいろいろな親御さんを見させていただきました。テストを受け取りに来る時の「態度」がそれこそ「最悪」の親御さんたち、何をそんなに「怒って」いらっしゃるのか。「こんなテスト難しすぎる。」「学校のテストだったら、塾のテストだったらもっとできていた。」はいはい、言っとけ、言っとけ…テストを受けた後に「できた、できた」とはしゃいでいる子もいれば「難しかった」と泣き出してしまう子もいます。親御さんたちが良い結果を望んでいることに最も敏感なのはお子さんの方ですよ。また、前回良かったからといって、それと同じ、いやそれ以上の「結果」を期待して受けても、必ずしもそうなるとは限らないですよね。

当塾でも「対策授業」や「見直し勉強会」を実施したことがありますが、「対策授業」は興味津々・やる気満々・自信満々で参加されるのですが、テスト返却後の「見直し勉強会」には、申し込んでおきながらも平気でドタキャンされる親御さんが多いです。「どうせ無料テストだし…成績表さえもらったらもういいし…こんなに悪いんならもう次は受けないかもしれないし…」そうお考えでドタキャンされるなら、恥ずかしくありませんか？大人として。そんなんだからお子さんだって伸びないんですよ！あまりにバカバカしくなったので、当塾では「対策授業」「見直し勉強会」をスパッと止めちゃいました。その分の労力を塾生に向けた方がよっぽど有意義なので。

デートの待ち合わせではありません。テストの結果が悪くてお子さんが落ち込んでいる？テストの結果が思うようでなくてがっかりした？それがなんですか？「現実」をまず受け止めましょう。しっかりしてくださいよパパ・ママ！「正直言って、つける薬ありませんね…」という親御も多いのは確かですが、少しでもがんばって受験しよう、受験してみたいとお考えのお子さんと、親御さんたちもいらっしゃるのもまた事実。その方たちのために、このテストのことはこれからも書いていきます。では、また。

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