知ってるつもり？「受験の真実」（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #夏休み #テスト

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。先のブログで、夏休みにぜひやってほしいこととして、「国語の音読」についてお話ししました。例に挙げたお子さんは小5でしたが、これは学年が小さければ、なおよろしいかと思います。以前このブログで触れたアニマシオンの世界にも通じることです。

「国語＝読解のテクニック」とお考えの皆さんへ。国語は「言語活動」であり、思考の枠組みを形作るもの。あくまでも「発せられて＝アウトプットして」こそのもの。英語だって同じですよね。アウトプットしてコミュニケーションを他者と取ることは、言葉を問わず言語活動の根幹です。耳から聞いて、自分の口からアウトプットする。そのことによって脳の中も活性化して想像力が膨らみます。このことが結果的に「読解力」につながっていくのです。

さて、今回は算数・理科について「これは夏休みにやっておくべき」ことをお話ししましょう。待ってました、という声も聞こえてきそうです。ただし、先に言っておきます。どんなことをやり直せばいいのか、どんな問題集がいいのか、どんなふうに親が関わればいいのか…我が子の世話を焼きたくてたまらない方々、ご期待の皆さんゴメンナサイ。ある意味当たり前のことを申し上げるだけですので。

山ほどの大手塾の模試、組分けテスト、週テストの結果などの山に囲まれて、既にSOS信号を出されているかもしれませんね。その見たくもないテストの山をどうぞ掘り起こしてください。それこそ「宝の山」です。「そんなこと言われたって、塾の宿題に追われて朝から晩までウチの子は家にいません。夏休みも何もあったものじゃないわ。塾のプリントや宿題が効率良く整理できて、スラスラ頭に入るやり方はないかしら。ウチの子はホントは頭がいいのだから、それさえできたら2学期には塾のクラスでもトップになれるはずなのよ。」

残念。それをお望みの方はお通いの塾のセンセイにご相談ください。相談してもムダ？でも、その塾を選ばれたのはどなたですか？このブログでは、明日の小テストの点数や塾のクラスが上がる等というような目先のことではなく、2学期以降の実力テストから入試に至るまで、お子さんがいかに取りこぼしなく点を取れるようになるかについてお話ししたいと思います。これは、当塾では私どもが当たり前に行っていることです。わざわざ「私ども」と言ったのには訳があって、受験生の親御さんにはなかなかできないことだと、「私ども」は経験上よく知っているからです。

テストの結果等の数字だけを見て、偏差値が高いだの低いだの、志望校に受かるだの落ちるだの…正直言って、そんなの誰でも言えるでしょう？そしてもう一つ「受験の真実」を申し上げるならば、その数字が決して万能ではないこと。模試A判定で不合格になることだって珍しいことじゃない。3年も4年も大手塾に通って、お子さん本人もそのことを自慢していたのに、蓋を開ければ志望校を落ちまくり、小6の夏休みから受験勉強を始めたお子さんと同じ学校に通うことに…なんてことも実際にあった出来事です。前置きが長くなりました。本題は次回に。では、また。