バカ親こそが「ブラック」の原因だ!③(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #バカ親 #過労死

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2021/03/02 バカ親こそが「ブラック」の原因だ!③(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #バカ親 #過労死

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。塾も「ブラック」という話も出ましたが、塾講師の中にも「休むとかえって体調が悪くなるから休みなんていらない。毎日授業していたい。」というようなモーレツ社員(死語?)もいますし、そんな上司のせいで過労死の憂き目に遭った塾講師もいます。いずれにしても、客であるバカ親の過度な要求がそもそもの原因です。昨日まで教えてくれていた塾講師が過労死したとあっては、まともな神経だったら寝覚めが悪いでしょう。バカ親にはそんなまともな神経などないのでしょうが…

 

学校だって同じこと。黙っていても受験生が集まる「見てくれのいい難関校や有名校」ならいいのですが、競争の激しい中堅校や新進校だと理事長周辺から「受験生を増やせ」という厳命が現場に下ります。そしてそれを達成できないとなると、校長のクビが飛んで理事長肝入りの新任者がやってきて、改革の名の下に新体制に従わない勢力の排除が始まります。教育とはまったく異なる分野から参入した経営者が乗り込んできた学校では、「学校の先生は世間知らずだ」と傘下の飲食店で「研修」と称して働かせ、異を唱える者はあの手この手で辞めさせられました。正にブラック企業の手法ですが、その理事長、外面だけはとてもよくいかにも親受けしそうなことばかり話すもんだから、熱狂的な「信者」まで出る始末。その陰で、先生は「従業員」として「顧客満足度」を高めるべく働くことを強要されるのです。詳細は省きますが、その後この経営者は学校経営から撤退しました。傘下の企業から過労死が出たことが遠因で。

 

首都圏の或る私立校は「3日間口頭試問」という非常に独特な入試をしていました。受験生との面接で個々に「問い」を与えて考えさせ、導き出した答えやそこに至るまでの考えを丁寧に聞きます。面接官は受験生の考えに対して質問をして、受験生がどう応答するかを見ます。答えそのものに正誤を見出すのではなく、他者としっかり話をやり取りできる力を見たいということだそう。つまり、その学校は「教育理念」を具現化する方法としてそのような授業をしているので、それにマッチする生徒を選考しているのです。ところが近年、それを2日間に短縮し、それとは別に一般的な学力入試も導入することになったそうです。「3日間も取られると併願校が受け難い」「塾で対応しづらく受験を勧められない」という受験生側・塾側の意見が多く寄せられたことがその理由なのだそう。

 

経営面のことを考えると、受験生の減少が顕著になれば「教育理念」を曲げてでも入試方式を変えざるを得ないのでしょう。しかし、その行き着く先が「複数回入試」「英語入試」「適性型入試」と結局同じパターンに収束していくというのは、あまりにも親御に迎合し過ぎなのではないでしょうか。「多様性を見る」なんて言ってみても、他校の動向ばかり気にして少しでも親受けの良い=集客効果があった入試形式を取り込もうとしているだけ。学校はいつから単なる「サービス業」になってしまったのでしょう。親御が求めるものが本当に正解と言えるのでしょうか?

 

その答えは、2020年からの教育改革で示されていると思います。大学入試改革を始め、求められている学力像は「これまでの普通の子」にはとても身に着きそうにないモノばかり。今までのような「そんなの学校で身に着けさせてくれるんでしょ」では親御の姿勢としては既に失格、本当にバカ親です。我が子のテストの点や塾のクラスがどうのこうのと言う前に、親御自身が自らの「バカ親」度を見つめ直すべき。では、また。

 

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