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全国統一小学生テスト・正しい成績表の見方④(神戸市北区の進学塾、灘中学受験Academia) #全国統一小学生テスト
神戸市北区・西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾 灘中学受験Academiaです。
「全国統一小学生テスト」決勝大会がもうすぐですね。全国50位以内に入った精鋭たちが集まる決勝大会では、学科試験に加え「作文」もあります。出場されるみんな、自分の「力」を出せるように頑張ってください。
当塾代表が東京で御三家クラスの指導をしていた時、そのクラスの中で2回連続で決勝大会に出て、30位以内の賞品であるiPadを2台ゲットした強者もいました。その子は開成、筑駒に合格して、筑駒に進学しました。でも、決してガリ勉タイプではなく、クラスの友達と馬鹿話もよくしていました。親御さんも落ち着いていて、我が子自慢を前面に押し出すタイプでもありませんでした。こういうのが真の賢さだと思います。お子さんにとって中学受験を真の成功に導くためには、表面は穏やかにしかし心中では我が子の力を信じ切るメンタルの強さが不可欠だと思います。残念ながら、この反対を押し通して結果も×という方が多いのではないでしょうか。
さて、正しい成績表の見方と問題のちょこっと解説ですが今回は小学三年生です。試験時間は35分。150点満点です。
まず国語。長文に戸惑われた受験生もいらしたことでしょう。物語文の指導で当塾では「天・地・人」これをまずつかもう、とどの学年にもまず呼びかけます。「天」は時間、時代など、「地」は場所、場面など、「人」は登場人物です。「物語分の読解が苦手で」とか「高学年になってから読解問題ができなくなった」こんなご相談を受けたことがあります。物語文はこの三要素をきっちり押さえる「分解」作業が必要です。今回の大問5は得点率は全体的に高く、よく読めていたようです。すばらしい。問題の難易度も安定してきているようで、リズムよく解答できたものと思われます。
大問5では「天」はまず現代・そして昼下がり。「地」はパン屋さんの店先・アップルパンとレモネードを食べているところ。「人」は美織さんと光穂さん。頭の中に一つ一つ出てきたものをおいていきながら「再現」します。ドラマのように。「高学年になって読解問題が解けなくて。」という場合は、今までの問題の「解き方」をもう一度見直すことをお薦めします。
次に算数。平均点がやや高い気がします。130点得点しても偏差値は70台に届かないようでした。小学3年生の算数ともなると、計算だけではなく単位・図形などの単元も学習します。立体的に頭の中でイメージすること、これが苦手なお子さんが増えている気がします。中学受験では、これから線分図、面積図などの「武器」を磨いていきますが、これがなかなか書けない子がいまます。
大問3の4番。同じになる長さにしるしをつけていくと解答できるのですがその「作業」をせずに、ボーっとしていた様子が問題用紙のあとにあったら、すこしお声掛けをお願いします。そして「こんな風に考えるんだよ」と一緒にイメージをふくらませてください。「なんだ、できたかも」とお子さんが思ったら、次につなげることにできるテストになります。このように、ご家庭で「会話」をふやしてくださいね。
全国統一小学生テスト関連のブログを見ると、我が子の「できた自慢」「できなかった自慢?」で持ち切りのようですが、テストは「受けるまでの準備」「テスト本番」「テスト後の振り返り」の3段階に分かれます。点数だけにこだわっていてはなんだかなぁ?です。耳に痛いアドバイスも聞き入れてこそ、お子さんの今後に役に立つテストであったといえるのではないでしょうか。老婆心ながら「耳に痛いアドバイス」を差し上げます。では、また。
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灘中学受験アカデミア
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さて、正しい成績表の見方と問題のちょこっと解説ですが今回は小学三年生です。試験時間は35分。150点満点です。
まず国語。長文に戸惑われた受験生もいらしたことでしょう。物語文の指導で当塾では「天・地・人」これをまずつかもう、とどの学年にもまず呼びかけます。「天」は時間、時代など、「地」は場所、場面など、「人」は登場人物です。「物語分の読解が苦手で」とか「高学年になってから読解問題ができなくなった」こんなご相談を受けたことがあります。物語文はこの三要素をきっちり押さえる「分解」作業が必要です。今回の大問5は得点率は全体的に高く、よく読めていたようです。すばらしい。問題の難易度も安定してきているようで、リズムよく解答できたものと思われます。
大問5では「天」はまず現代・そして昼下がり。「地」はパン屋さんの店先・アップルパンとレモネードを食べているところ。「人」は美織さんと光穂さん。頭の中に一つ一つ出てきたものをおいていきながら「再現」します。ドラマのように。「高学年になって読解問題が解けなくて。」という場合は、今までの問題の「解き方」をもう一度見直すことをお薦めします。
次に算数。平均点がやや高い気がします。130点得点しても偏差値は70台に届かないようでした。小学3年生の算数ともなると、計算だけではなく単位・図形などの単元も学習します。立体的に頭の中でイメージすること、これが苦手なお子さんが増えている気がします。中学受験では、これから線分図、面積図などの「武器」を磨いていきますが、これがなかなか書けない子がいまます。
大問3の4番。同じになる長さにしるしをつけていくと解答できるのですがその「作業」をせずに、ボーっとしていた様子が問題用紙のあとにあったら、すこしお声掛けをお願いします。そして「こんな風に考えるんだよ」と一緒にイメージをふくらませてください。「なんだ、できたかも」とお子さんが思ったら、次につなげることにできるテストになります。このように、ご家庭で「会話」をふやしてくださいね。
全国統一小学生テスト関連のブログを見ると、我が子の「できた自慢」「できなかった自慢?」で持ち切りのようですが、テストは「受けるまでの準備」「テスト本番」「テスト後の振り返り」の3段階に分かれます。点数だけにこだわっていてはなんだかなぁ?です。耳に痛いアドバイスも聞き入れてこそ、お子さんの今後に役に立つテストであったといえるのではないでしょうか。老婆心ながら「耳に痛いアドバイス」を差し上げます。では、また。
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