中学受験夏休み終了・大手進学塾の本音②(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #中学受験ブログ #志望校別特訓

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2018/08/27 中学受験夏休み終了・大手進学塾の本音②(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #中学受験ブログ #志望校別特訓

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回、夏期講習が終わってから塾に「肩たたき」されたらどうしますか?という問いを投げました。毎年飽きることなく繰り返される親御さんの迷走「恒例行事」についてお話しいたしましょう。

 

お子さんに志望校を「強要」した手前、ママ友に志望校を「公表」した手前、何と言われても志望校を変えるわけにはいかない。自分のくだらない見栄を優先した親御さんが取る行動は大体決まっています。

1、退塾をちらつかせて教室責任者を「脅迫」し、希望の志望校別特訓クラスへ入れるよう「忖度」を強要する。

「教室の生徒数が『営業成績=給与明細』のすべて」というブラック塾ならば、これは最も効果的な方法です。教室長権限で「推薦」してクラスに入れてしまいます。地域で中位以下の大手塾にありがちで、そんな無理押し親御の子は希望クラスへ行っても大抵やっぱり勉強しないので志望校に合格するわけもなく、そんな塾は合格率もよくありません。地域でも上位になれないわけです。すると経営陣はさらに「数字」を求める、という悪循環。こんな塾の教室責任者だけはご免蒙りたいですね。

2、他塾の志望校別特訓クラスとの掛け持ちをする。

小6の2学期に塾を移るのもリスクが大きいし、子どもなりに人間関係もあるのでお子さんも嫌がることでしょう。そこで他塾のテストを片っ端から受けて、どこかで希望の志望校別特訓クラスに受かれば、平日は現在の塾、土日は他塾の志望校別特訓というように掛け持ち(いわゆる「ダブルスクール」)をするご家庭もあります。掛け持ち先の塾としては「おいしい」お客です。受かればもちろん実績(元の塾と「ダブルカウント」)になりますし、落ちても「平日もウチに来てくれていたら…」と元の塾に全責任をおっかぶせられますから。前も述べた通り、テストなしで「希望者全員入れる志望校別特訓クラス」の塾もあるくらいです。ただし「落ちてもまあいいか」という本心があるので、その塾の生徒と比べて指導の「熱量」がどうしても低めになりがちです。また、お子さんにかかる負担がさらに増えることも考えなければなりません。

3、何らかの理由をつけて中学受験を諦める。

塾への不満だったり、家庭の事情だったり、自分なりに「中学受験を諦めざるを得ない」言い訳を作るパターン。「そんな理由だったら始めからしなきゃいいじゃん」と言いたくなるような稚拙なものもありますが、上に比べればまだ潔い態度ともいえるでしょう。親御が諦めることで、少なくともお子さんの負担はなくなりますから。「撤退の屈辱」なんて「不合格の敗北感」と比べたらごく小さいものですよ。

 

希望の志望校別特訓クラスに入れたからといっても、実は何の合格保証もありません。ある塾の志望校別特訓では、当初60名×3クラスの180名でスタート。その時点で最下位クラスはほとんど合格の目はないとされ、事実上「もうワンランク下の志望校別特訓」と揶揄されていました。実際、受験時には100名そこそこまでに減り合格は60名弱という結果。これでも、ごく平均的な結果だと言えますが。

 

志望校別特訓に入れてもこれなので、志望校別特訓の基準にすら達しないのであれば苦戦は必至。そこでヒステリーを起こす前に、なぜお子さんの学力がそこ止まりになっているのかを考えるべきではないでしょうか。夏期講習の振り返りはしましたか。本当に弱点が補強できたのか、やりっぱなしで間違い直しができていないものがないか、受けたテストの復習は十分にできていたか、チェックすべきポイントはいくらでもあるはずです。そこに目を向けさせるのも親御の役目です。それも「中学受験は親の受験」と言われる所以の一つです。くだらん「見栄」をはる前に、大事な「役目」をまず果たしましょう。

 

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