残念な人の「低学年からの受験準備」③(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #残念な人 #低学年 #受験準備

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2019/03/06 残念な人の「低学年からの受験準備」③(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #残念な人 #低学年 #受験準備

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。母親が「算数オリンピックを目指すレベル」だというお子さん、話を聞いている内にそのあまりの過保護ぶり、溺愛ぶりが気になり、手始めに思考力教材でお手並み拝見することにしました。

 

まずは、お家でやっている「ジュニア算数オリンピック」対策の教材を見せてもらいました。なるほど、2年生がこれを解くとなれば、数学年上の算数力の持ち主でなければ難しいでしょう。ところが、教材を見て気になったのは答だけが書き込まれていたこと。計算をしたり、図や補助線を描いたりする等、答を導くまでの過程がまったく見当たらなかったのです。「凄いね。これどうやって解いたの?」と聞いても、「凄いね」に反応して微笑むばかりで何も言いません。この教材、問題の裏のページに正解が載っているというものでした。

 

ならば目の前で確認するしかありません。こちらが用意した思考力教材、持ってきた教材に比べれば易しいものです。これを私(当塾代表)の前で解いてもらうことにしました。すると、いきなり答だけ書き始めました。簡単な問題ですが一応正解しています。ところが、難度を上げていくとだんだん手が止まるようになりました。パッと見て答が浮かばないとそれきりいつまでもフリーズしてしまうのです。

 

幼い子が国旗を全部暗記したとか、大人でも書くのが難しい漢字をスラスラ書いたとか、テレビ等で「子どものビックリ能力」みたいなのをやっていることがあります。でも、そんな子でも大人になれば「タダの人」ということが多いようです。これと同じで、低学年の子の場合、思考力ではなく直観力で算数を解いてしまうことがあり、これを見た親が「この子天才だわ」と舞い上がってしまうのですが、残念ながら学年が上がって論理力が問われるようになると一転算数ができなくなるのが普通です。問題の糸口を見つける直観力も必要ですが、レベルが上がるにつれて、解答までのプロセスがより複雑になるため論理力がより重要になります。そこについていけなくなるのです。

 

このお子さんの場合もそうではないかと考えました。そこで、できなかった問題を宿題として持ち帰らせ「正解は渡さないから、どう考えたのかも書いてきてね。」迎えに来た母親にもその旨を伝えておきました。そして1週間後、持ってきた宿題を見たところ完璧に解いてありました。不十分ながら考え方も書いてあります。ところが、その横にうっすらと何か消した跡が。明らかにその子とは異なる字で解き方を教えようとしたものでした。「この考え方、もう少しわかりやすく説明してくれる?」えっ?という顔をした後、何も言いませんでした。家で親が教えているのは丸わかりでした。悲しいことに、答は合っているものの考え方が所々間違っていました。

 

母親にこの「証拠」を見せて「親が教えないよう」伝えましたが、「私は教えていません」と絶対に認めません。これはジュニア算数オリンピックどころではないなと思っていたら、しばらく後に実施された本番で「ほとんど解けなかった」そうです。やはりな。この子も直感で算数を解いていた口でした。単元教材でも結構ミスが多く、あれだけ注意したのに、思考力教材でわからない問題は親に教えてもらっていたようです。バレないよう偽装?していましたが、こちらはプロ、それくらい見抜きますよ。

 

結論を言えば、この子の算数は最後まで伸びずじまいでした。「自分で考えて解いていく」という土台がそもそもできていなかったのです。そのことは国語でも同じでした。というより、国語を通してこの子の持つ根本的な問題がハッキリと見えたのです。その話は次回に。では、また。

 

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