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正解がないはずの「探究」で何を教わるの?③(中学受験専門塾・灘中学受験Academia【神戸市北区西鈴蘭台】) #中学受験 #探究 #デジタル化
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。さて、今日はクリスマスイブですね。「そんなこと言ってられない」とは昨日のブログの店員さんたちだけではありませんね。先日、パパサンタ(元塾生ですが父親になっています。しかも2児の)がやってきて「いやあ、子どもたちの『サンタさんへ』の願い事の手紙、参っちゃって。」聞くところによると、二人とも或るキャラクターに関するプレゼントをサンタにご注文だとか。私(当塾教室長)もその手紙をスマホで見せてもらいましたが、例えば「リカちゃん人形をお願いします」「恐竜の本をお願いします」ではありませんでした。細か―――――い注文が。「どこでこんなことを知ってくるんだか」と苦笑い。パパサンタ、大変ですね。
元塾生の現在の仕事の話やらを、いろいろ聞いた後のこと。こんな話になりました。
元塾生「先生たちって、また今年もクリスマスや正月はないんでしょうかね。」
私「ああ、ぎりぎりで駆け込んでくる受験生もいるからね。中には、ギリギリで親が望んだ志望校に届かないからって放棄する勿体ない子もいるわよ。」
元塾生「えっ?直前で受験を止めるの?わあ、勿体ない!『高校受験で公立のもっと良い高校に』ってことですか?」
私「それもあるかもだけど『中学受験ごときにお金をかけなくても』というのが親の本音かな。塾長に面と向かってそういった親御がいたわよ。私立中へのお金がもったいないって。たかが中学受験でしょって。」
元塾生「え?じゃあなんで中学受験をしようとしたの?負け惜しみ?僕の親なんて『子どもに残せるものは、世の中を渡っていける頭脳だけだ』と言ってましたよ。そのために『環境を選択する。その一つが中学受験だよ、頑張れ』って。兵庫県の公立高校入試は内申点があるからって。」
私「あなたの親御さんはね。まあ、公立でも勿論いいんだけど、親の希望する学校にムリならお金をかける価値がない、と言うのも本音かな。あとは公立か国立の中高一貫校希望。お金は確かに安いけれど、だったらだったで倍率もパねぇよね。でも受験勉強を始めたらやっぱり最後まで走り抜けなきゃ。ゴールテープを目前にしながら途中で棄権。一生残ると思うよ、その子なりの気持ち。12歳でも一人の人間で、親の持ち物ではないから。」
中学受験の志望校への願書提出も始まりましたね、この元塾生との話の続きは、また後日。
前回のこちらからの「探究」の宿題、いかかでしょうか。新型コロナウイルス感染拡大について、あなたの家では家族でどんな会話がなされたでしょうか。家族・家庭の前に日本社会ではどうであったでしょう。会社で学校で。「あわわわ…」日本中が、いえ世界中がなってしまいましたね。「パンデミック」!
様々な「情報」が飛び交い、スーパーマーケットなどからはあるものがこぞって売り切れました。マスクはもちろんトイレットペーパーなどの紙製品。まるでオイルショックのように。さあ、あなたはどうでしたか。それらを買い込んで「良かった」とホッとしたことが「宿題」のアンサーですか?他人のことなど知ったこっちゃない?
台湾では、世界中でマスクが品薄になったときに、当時デジタル担当政務委員だったオードリー・タンさんがある制度を迅速に作り上げました。デジタル化された健康保険カードを使った「マスク配給制度」です。有名になりましたね。
このように社会の課題をいち早く発見し、今までの知識・技能を使って、目の前の未知の問題を解決しようとする能力を育てるために設けられたのが「探究」学習で、これはコロナの問題以前から考えられていたようです。従前のままでは日本そのものが世界相手に立ち行かなくなる、と。
中学受験の出願願書の提出もほとんどがweb出願になっています。これも日本社会のデジタル化推進のひとつなのでしょうが、そのようなweb環境がないということは「肩身が狭くなる」、スマホを持っていないと同様なことになっていくのでしょうか。スマホを取り上げたら大暴れしかねない子が当たり前にいる…そんな学校での「探究」の学びについて、次回も続けます。
世界中のサンタさん、パパサンタ、ママサンタ、メリークリスマス!では、また。
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灘中学受験アカデミア
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神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。さて、今日はクリスマスイブですね。「そんなこと言ってられない」とは昨日のブログの店員さんたちだけではありませんね。先日、パパサンタ(元塾生ですが父親になっています。しかも2児の)がやってきて「いやあ、子どもたちの『サンタさんへ』の願い事の手紙、参っちゃって。」聞くところによると、二人とも或るキャラクターに関するプレゼントをサンタにご注文だとか。私(当塾教室長)もその手紙をスマホで見せてもらいましたが、例えば「リカちゃん人形をお願いします」「恐竜の本をお願いします」ではありませんでした。細か―――――い注文が。「どこでこんなことを知ってくるんだか」と苦笑い。パパサンタ、大変ですね。
元塾生の現在の仕事の話やらを、いろいろ聞いた後のこと。こんな話になりました。
元塾生「先生たちって、また今年もクリスマスや正月はないんでしょうかね。」
私「ああ、ぎりぎりで駆け込んでくる受験生もいるからね。中には、ギリギリで親が望んだ志望校に届かないからって放棄する勿体ない子もいるわよ。」
元塾生「えっ?直前で受験を止めるの?わあ、勿体ない!『高校受験で公立のもっと良い高校に』ってことですか?」
私「それもあるかもだけど『中学受験ごときにお金をかけなくても』というのが親の本音かな。塾長に面と向かってそういった親御がいたわよ。私立中へのお金がもったいないって。たかが中学受験でしょって。」
元塾生「え?じゃあなんで中学受験をしようとしたの?負け惜しみ?僕の親なんて『子どもに残せるものは、世の中を渡っていける頭脳だけだ』と言ってましたよ。そのために『環境を選択する。その一つが中学受験だよ、頑張れ』って。兵庫県の公立高校入試は内申点があるからって。」
私「あなたの親御さんはね。まあ、公立でも勿論いいんだけど、親の希望する学校にムリならお金をかける価値がない、と言うのも本音かな。あとは公立か国立の中高一貫校希望。お金は確かに安いけれど、だったらだったで倍率もパねぇよね。でも受験勉強を始めたらやっぱり最後まで走り抜けなきゃ。ゴールテープを目前にしながら途中で棄権。一生残ると思うよ、その子なりの気持ち。12歳でも一人の人間で、親の持ち物ではないから。」
中学受験の志望校への願書提出も始まりましたね、この元塾生との話の続きは、また後日。
前回のこちらからの「探究」の宿題、いかかでしょうか。新型コロナウイルス感染拡大について、あなたの家では家族でどんな会話がなされたでしょうか。家族・家庭の前に日本社会ではどうであったでしょう。会社で学校で。「あわわわ…」日本中が、いえ世界中がなってしまいましたね。「パンデミック」!
様々な「情報」が飛び交い、スーパーマーケットなどからはあるものがこぞって売り切れました。マスクはもちろんトイレットペーパーなどの紙製品。まるでオイルショックのように。さあ、あなたはどうでしたか。それらを買い込んで「良かった」とホッとしたことが「宿題」のアンサーですか?他人のことなど知ったこっちゃない?
台湾では、世界中でマスクが品薄になったときに、当時デジタル担当政務委員だったオードリー・タンさんがある制度を迅速に作り上げました。デジタル化された健康保険カードを使った「マスク配給制度」です。有名になりましたね。
このように社会の課題をいち早く発見し、今までの知識・技能を使って、目の前の未知の問題を解決しようとする能力を育てるために設けられたのが「探究」学習で、これはコロナの問題以前から考えられていたようです。従前のままでは日本そのものが世界相手に立ち行かなくなる、と。
中学受験の出願願書の提出もほとんどがweb出願になっています。これも日本社会のデジタル化推進のひとつなのでしょうが、そのようなweb環境がないということは「肩身が狭くなる」、スマホを持っていないと同様なことになっていくのでしょうか。スマホを取り上げたら大暴れしかねない子が当たり前にいる…そんな学校での「探究」の学びについて、次回も続けます。
世界中のサンタさん、パパサンタ、ママサンタ、メリークリスマス!では、また。
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