「読書」力と「国語」力⑥(中学受験専門塾・灘中学受験Academia【神戸市北区西鈴蘭台】) #中学受験 #論理力 #読書力

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2024/12/02 「読書」力と「国語」力⑥(中学受験専門塾・灘中学受験Academia【神戸市北区西鈴蘭台】) #中学受験 #論理力 #読書力

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。私(当塾教室長)も塾講師歴はウン十年となりまして、いわば「塾講師の友人」もそれなりに関東・関西と広範囲にいます。その中には悲しいけれども鬼籍に入られてしまった方も何人かおられます。塾の先生って気楽でしょ?と思われているなら大間違いです。事務的なことをするために朝は午前中から出社。そして保護者対応・面談、そこからやっと「授業」。教室を出るのは、その定時の授業後の1時間後は当たり前かな、質問対応等をしていたら。それでも平気で授業中に電話をかけて来たり、授業中だとわかっているはずなのに30分以上も「強制面談」を持ちかけてくる親御さんも。「授業中なので」といっても「私の都合に合わせなさいよ!」と言わんばかりの「自分のことだけしか見えていない大人」「自分の子どものことだけしか見えてない親」子どもの機嫌を取ることには長けているようですが、半径何センチの世界で生きているのでしょうか。論理的に考えてもらいたいですね、中学受験のことを…「論理的?何ソレオイシイの?」では困りますよお子さんが。当塾で鍛えてあげましょうか?大人の論理力。

 

前回まで「読書量」について述べてきました。その延長の「読書力」についてですが、大きく分けて2パターンあるようです。

 

たくさんの本の世界を知り、本当の「読書好き」になる。本のムシといいますか。大人になってももちろん。子どもの読書とは違う「着眼点」で今流行っている作品を見ることができる。「え~、この作品が○○賞?ありえへん!」等と言ってみたりも。誰?「それはあなたでしょ」なんて疑惑の目を向けているのは。

②読書を続けていくうちに、「他者」の存在(独り善がりの読書の世界ではなくなる)を知り、それがコミュニケーションとして、本のみならず周りの人達と、成長段階的に「コミュニティ」を作ることができるようになる。

 

たくさんの読書量は「コミュニケーション能力」の入口にあると私は考えています。たくさんの読書によって、作品の登場人物と無意識のうちに「対話」をしています。それが、本の中から現実世界の「人間」という得体の知れないモノとの「対話」へと移行していく訳です。「え~っと、だからあ」「そんなこと、わかってよ」「何でそんなこと言うの、私もうあなたなんかキライ」「そんなこと言われたら、どこへも行きたくなくなっちゃう、どうしてくれるのよ」。得体の知れない「異次元空間からやって来たような」人たちと、さあ、どのように対話していきますか。自分の言いたいことだけをマシンガンのように言って、こちらの言うことは聞いて聞かぬフリ。子どもでも、大人でも、普通にいますよね。さあ「言葉が通じない」→「あたしがこうしたいんだからこうしてよ!」読書好きさん、どんなパターンの主人公がお読みになった本にありましたか?思い出してみることができるのも「読書量」「読書力」の力ではないでしょうか。

 

中学受験の国語で問われる難易度の高いものに「記述力」があります。この力についても、たくさん「本」を読んだからといってすぐに「中学受験に役立つはず!」というのはあまりにも浅はかでしょう。中学受験の国語で特に「記述力」が必要とされている学校は、いわゆる上位校に顕著です。関東ではいくつも上げることができるのですが、関西でいうと神大附属中等、甲陽学院中、神戸女学院中、須磨学園中等。次回はこの「記述力」についてお話したいと思います。では、また。

 

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