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「読書」力と「国語」力⑤(中学受験専門塾・灘中学受験Academia【神戸市北区西鈴蘭台】) #中学受験 #読書 #音読
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。やっと落ち着いて「読書の秋」ですね。私(当塾教室長)は、静かさを求めて行き帰りの電車(もちろん神鉄・個人的にはウルトラマン号の3000系が好きデス)の中で本を開いています。でも周りは、スマホを見ているかと思ったらいきなり「オー」とか、ニヤニヤしはじめる人達。喋り出す人もいます。誰とかな。いやあスゴイですねえ。その指使いの速さ‼そして視野の狭さ。かがんでスマホをやっていたり、おやおや足をそんなに投げ出して…ここはアナタの家でも部屋でもありませんけど。もしもし、「空いているから」と勝手に荷物を座席に置いているあなたのヨコ!座りたそうな人乗ってきましたよ。そんなに足を開いていては…他の人のことなんか見えていないですよね。さあ、降りる駅はどこ?くれぐれも乗り過ごさないように。ここは現実世界なのですから。
前回「音読から黙読へ」と書きましたが、昔も今も、小学校の国語の宿題で「教科書の音読」が出ているかもしれません。以前の塾生のことですが「先生、音読の宿題が出ているよ。メンドクサイ。誰も聞いてないのに」私は「え?おうちの人のチェックが要るんでしょ?」「ウン。でもあれこれうるさいから、僕は『聞いてもらった人は”消しゴム”』とするときあるよ」私「え!先生何にも言わないの?」「ウン。赤丸で返ってくるヨ。」学校の宿題の音読を、家の人に聞いてもらってサインしてもらうようなのですが…まあ、小学生にとっては鉛筆や消しゴムも「家の人」おっと、今はその役目をスマホやデジタル教科書が請け負うのでしょうね、「家族」だから。
今年の全国統一小学生テストの国語についていえば、小3の国語の平均点が99.7点、小4が83.3点、小5が85.2点、小6は85.1点でした。もちろん150点満点です。このテスト、中学入試の学習をしている子とそうでない子が混ざっていますから、どこかの「週テスト」「合不合テスト」等とは違います。さあ、受験された方、国語の点数をそういったテストの点数と比べてみましょう。どんなに言い訳をしても(「習っていない」「やってない」「こんなの難し過ぎる」「こんな問題が悪い」等々)あなたのお子さんの「現実」を認めましょう。悲しくても、悔しくても。
読書の量はやがて質へと変わっていきます。よく「この本の文章が○○中学の入試に出題されて、それをウチの塾は当てた!」という広告を見ます。題材が同じであれば受験生は入試当日ホッとすることでしょうが、一体「当てた」とは何のことなのか。そのままの問題が出たとでもいうのでしょうか。「よくこんな長い国語の問題を解くことができるなぁ。ウチの子はやっぱ頭がいいよな。だってオレの子だものな」内容?それを理解させなくても「中学入試の国語」を解かせるのが講師の腕の見せ所―もちろん私も含めて―なのです。「読書量は質へ」それは中学入試国語という狭い範囲のことは指さないでしょう。ただ「読んだことのない文章」に怯まず進んでいく力は育まれると思います。「当てた」と騒ぐのは「いかに似た設問が出たか」「いかに出展から『切り取って』これたか」でしょう。宝くじのように。
国語のテストで見たことのない、しかも大人タジタジの文章を「読んでみよう」という「読書量の帆」を上げていくことができるか。教科書にある「ごんぎつね」や「一つの花」「白いぼうし」等とは中学入試教材・問題は全く違うのです。「中学入試なんてしないから」とお考えになるのも結構ですが、これからの大学入試でも問われるものは「記述力」です。「答を教えてくれないからイヤだ」「国語の直し?だってわかんないんだもーん。無視!」こんな姿勢で、答をスイスイ教えてくれる塾に通って「前は当たった!今回はハズれた!」というような「解法」を、どうぞ大学入試まで続けてくださいな。あ、当塾は違いますよ。くれぐれもお間違いなきよう。では、また。
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灘中学受験アカデミア
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神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。やっと落ち着いて「読書の秋」ですね。私(当塾教室長)は、静かさを求めて行き帰りの電車(もちろん神鉄・個人的にはウルトラマン号の3000系が好きデス)の中で本を開いています。でも周りは、スマホを見ているかと思ったらいきなり「オー」とか、ニヤニヤしはじめる人達。喋り出す人もいます。誰とかな。いやあスゴイですねえ。その指使いの速さ‼そして視野の狭さ。かがんでスマホをやっていたり、おやおや足をそんなに投げ出して…ここはアナタの家でも部屋でもありませんけど。もしもし、「空いているから」と勝手に荷物を座席に置いているあなたのヨコ!座りたそうな人乗ってきましたよ。そんなに足を開いていては…他の人のことなんか見えていないですよね。さあ、降りる駅はどこ?くれぐれも乗り過ごさないように。ここは現実世界なのですから。
前回「音読から黙読へ」と書きましたが、昔も今も、小学校の国語の宿題で「教科書の音読」が出ているかもしれません。以前の塾生のことですが「先生、音読の宿題が出ているよ。メンドクサイ。誰も聞いてないのに」私は「え?おうちの人のチェックが要るんでしょ?」「ウン。でもあれこれうるさいから、僕は『聞いてもらった人は”消しゴム”』とするときあるよ」私「え!先生何にも言わないの?」「ウン。赤丸で返ってくるヨ。」学校の宿題の音読を、家の人に聞いてもらってサインしてもらうようなのですが…まあ、小学生にとっては鉛筆や消しゴムも「家の人」おっと、今はその役目をスマホやデジタル教科書が請け負うのでしょうね、「家族」だから。
今年の全国統一小学生テストの国語についていえば、小3の国語の平均点が99.7点、小4が83.3点、小5が85.2点、小6は85.1点でした。もちろん150点満点です。このテスト、中学入試の学習をしている子とそうでない子が混ざっていますから、どこかの「週テスト」「合不合テスト」等とは違います。さあ、受験された方、国語の点数をそういったテストの点数と比べてみましょう。どんなに言い訳をしても(「習っていない」「やってない」「こんなの難し過ぎる」「こんな問題が悪い」等々)あなたのお子さんの「現実」を認めましょう。悲しくても、悔しくても。
読書の量はやがて質へと変わっていきます。よく「この本の文章が○○中学の入試に出題されて、それをウチの塾は当てた!」という広告を見ます。題材が同じであれば受験生は入試当日ホッとすることでしょうが、一体「当てた」とは何のことなのか。そのままの問題が出たとでもいうのでしょうか。「よくこんな長い国語の問題を解くことができるなぁ。ウチの子はやっぱ頭がいいよな。だってオレの子だものな」内容?それを理解させなくても「中学入試の国語」を解かせるのが講師の腕の見せ所―もちろん私も含めて―なのです。「読書量は質へ」それは中学入試国語という狭い範囲のことは指さないでしょう。ただ「読んだことのない文章」に怯まず進んでいく力は育まれると思います。「当てた」と騒ぐのは「いかに似た設問が出たか」「いかに出展から『切り取って』これたか」でしょう。宝くじのように。
国語のテストで見たことのない、しかも大人タジタジの文章を「読んでみよう」という「読書量の帆」を上げていくことができるか。教科書にある「ごんぎつね」や「一つの花」「白いぼうし」等とは中学入試教材・問題は全く違うのです。「中学入試なんてしないから」とお考えになるのも結構ですが、これからの大学入試でも問われるものは「記述力」です。「答を教えてくれないからイヤだ」「国語の直し?だってわかんないんだもーん。無視!」こんな姿勢で、答をスイスイ教えてくれる塾に通って「前は当たった!今回はハズれた!」というような「解法」を、どうぞ大学入試まで続けてくださいな。あ、当塾は違いますよ。くれぐれもお間違いなきよう。では、また。
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