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「読書」力と「国語」力④(中学受験専門塾・灘中学受験Academia【神戸市北区西鈴蘭台】) #中学受験 #読書 #音読
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。先日、ある神社の前を通ったら、晴れやかなオーラを放っているこの親子連れを見ました。あ、七五三でしたね。昔からの日本の行事です。カメラマンの知り合いが以前こんなことを言ってました。「七五三?今さ貸衣裳が多いんだぜ。全部とは言わんけど。だからあのような柄になり、派手にもなるんじゃないかな。」まあまあ、それより千歳飴ちょうだいな!だって私(当塾教室長)も…
では、「読書力」と「国語力」の話に戻りましょう。読書をすること。そのスタートは「絵本の読み聞かせシャワー」ではないでしょうか。1歳にもならない赤ちゃんになにがわかるって?いえいえ、むしろ1歳からでは遅いくらいですかね。脳が物凄いスピードで「発達」するこの頃、泣いていても笑っていても外界の様子を物凄いスピードで「観察」しています。赤ちゃんが寝てくれてホッ…ですが、寝ている間も脳は物凄いスピードで「進化」へと向かっています。お子さんにどのくらいされましたか?「絵本の読み聞かせ」
まず「音」としてぼんやりした波動から始まり、次に「絵」を見ているうちにその波動たちが幼児期の子どもの回りを飛び回る、といったイメージでしょうか。最後に「文字」の存在を知り始めると「これは?これは?」と聞いてくるようになったりします。そして真似を始めます。誰かがどこかで絵本を読んでくれたように、自分の声で「声に出して絵本を読む」のです。
今の子どもたち、オッとこれはもしかしたら、大人のあなたもそうかも知れませんが、音読ができないのです。当塾の子どもたちで「アレ?」という場合は、ほぼ例外なくテキストの音読ができていません。言葉を「て・に・を・は」の塊で捉えられないので、不自然なところで息継ぎしたり、改行のたびに言葉が繋がらなかったり。そんな時はまず音読です。周りで算数や理科を解いている塾生には申し訳ないのですが。
「音読?そんなもんいらんわ。とっとと早く長い文章が読めるようにして!」ウーン、だったら今月実施の全国統一小学生テスト、国語の文章をお子さんに「音読」させてみてください。「そんなの簡単よ、バカにしないで!」そうでしょうか。「百聞は一見に如かず」などと申しますが、騙されたと思ってお子さんの音読を「一聞」してみてください。あまりの酷さに、本当に「(お子さんに)騙された」気分になるかもしれませんね。
速読を学習させる、ということが流行った時がありました。ページを斜め読みしたり真っ直ぐに読んだり。ひとつのテクニックです。この速読、人は自然と身につけることができるのです。
音読→音読→音読→…→…→…→黙読
音読をすることで、本あるいはテキストの内容が「声に出さなくても」読めるようになるのです。「て・に・を・は」の塊をつかみながらスラスラと。そして「意味のある黙読」それは著者との対話へと繋がっていくのでしょう。
「思考力」ということばも、全国統一小学生テストの面談等でよくお聞きします。全国統一小学生テスト、当塾では今回で34回目の実施となりましたが、テストを重ねるたびに考えさせられますね。控えめに言って(?)低下する一方の子どもたちの「読解力」と「思考力」のことを。
「算数の文章問題が解けない。どうしたらいいのですか?」「こんな思考力を問う問題、どうやったらできるようになるのですか?」次回はこれらについて「読書力」を軸に述べていきたいと思います。では、また。
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では、「読書力」と「国語力」の話に戻りましょう。読書をすること。そのスタートは「絵本の読み聞かせシャワー」ではないでしょうか。1歳にもならない赤ちゃんになにがわかるって?いえいえ、むしろ1歳からでは遅いくらいですかね。脳が物凄いスピードで「発達」するこの頃、泣いていても笑っていても外界の様子を物凄いスピードで「観察」しています。赤ちゃんが寝てくれてホッ…ですが、寝ている間も脳は物凄いスピードで「進化」へと向かっています。お子さんにどのくらいされましたか?「絵本の読み聞かせ」
まず「音」としてぼんやりした波動から始まり、次に「絵」を見ているうちにその波動たちが幼児期の子どもの回りを飛び回る、といったイメージでしょうか。最後に「文字」の存在を知り始めると「これは?これは?」と聞いてくるようになったりします。そして真似を始めます。誰かがどこかで絵本を読んでくれたように、自分の声で「声に出して絵本を読む」のです。
今の子どもたち、オッとこれはもしかしたら、大人のあなたもそうかも知れませんが、音読ができないのです。当塾の子どもたちで「アレ?」という場合は、ほぼ例外なくテキストの音読ができていません。言葉を「て・に・を・は」の塊で捉えられないので、不自然なところで息継ぎしたり、改行のたびに言葉が繋がらなかったり。そんな時はまず音読です。周りで算数や理科を解いている塾生には申し訳ないのですが。
「音読?そんなもんいらんわ。とっとと早く長い文章が読めるようにして!」ウーン、だったら今月実施の全国統一小学生テスト、国語の文章をお子さんに「音読」させてみてください。「そんなの簡単よ、バカにしないで!」そうでしょうか。「百聞は一見に如かず」などと申しますが、騙されたと思ってお子さんの音読を「一聞」してみてください。あまりの酷さに、本当に「(お子さんに)騙された」気分になるかもしれませんね。
速読を学習させる、ということが流行った時がありました。ページを斜め読みしたり真っ直ぐに読んだり。ひとつのテクニックです。この速読、人は自然と身につけることができるのです。
音読→音読→音読→…→…→…→黙読
音読をすることで、本あるいはテキストの内容が「声に出さなくても」読めるようになるのです。「て・に・を・は」の塊をつかみながらスラスラと。そして「意味のある黙読」それは著者との対話へと繋がっていくのでしょう。
「思考力」ということばも、全国統一小学生テストの面談等でよくお聞きします。全国統一小学生テスト、当塾では今回で34回目の実施となりましたが、テストを重ねるたびに考えさせられますね。控えめに言って(?)低下する一方の子どもたちの「読解力」と「思考力」のことを。
「算数の文章問題が解けない。どうしたらいいのですか?」「こんな思考力を問う問題、どうやったらできるようになるのですか?」次回はこれらについて「読書力」を軸に述べていきたいと思います。では、また。
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