「読書」力と「国語」力③(中学受験専門塾・灘中学受験Academia【神戸市北区西鈴蘭台】) #中学受験 #全国統一小学生テスト #国語

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2024/11/22 「読書」力と「国語」力③(中学受験専門塾・灘中学受験Academia【神戸市北区西鈴蘭台】) #中学受験 #全国統一小学生テスト #国語

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。いままで、私(当塾教室長)が飼っている「かたつむり」の話を交えながら、ある大きな街の本屋さんを見て回った話をしてきました。前回までは「物語・小説」の現代っ子の本棚を探索してきましたが、もちろん自然科学系~SDGsが主体のようですが~も、ありました。こちらも子どもたちにわかりやすいようにイラストを多く用いています。なるほど、これなら覚えにくい外来生物なども確かに頭に入りやすく、覚えやすく「○○博士」などが生まれるきっかけになるかもしれません。そこから興味を広げて将来研究をしてみたいと、もちろん、そこまでトコトンのめり込むことができれば、ですが。

 

先日の「全国統一小学生テスト」お子さんは受験されたでしょうか。昔から、答案返却の際によく聞かれる質問があります。国語についていつもきまってこのようなご相談があります。お子さんの声~テスト後に泣いていたのかもしれませんね~を聞いてのことでしょう。

文章が長くてできなかった」

文が難しくて、何が何だかわからないうちにテストが終わった」

こんな文章、ウチの子は読んだことがない。こんな問題を出すこのテストが悪い!」

「どうしたらこんな長い文章をスラスラ読むことができるようになるのでしょうか」

それは「少し文章が長かったり、出題が難しかったりしても点が取れるようにするにはどうしたらいいか教えてよ!」ということでしょうか。

 

「こんな問題を出すこのテストが悪い」という声はずっとお聞きしています。ご自分のお子さんが出来なかった、というよりも、上には上がいる、それだけのことなのですが。特に昔から「国語」に関しては多いと感じています。「ウチの子は本をたくさん読んでいます」読むときは一行一行、あるいはイラストを横目に?それではチョット長い文章になると「えー、何これ…」になるかもしれません。いずれにせよ、我が子ができなかった理由を問題のせいにするのはちょっとカッコ悪いっしょ。

 

「文章を読むこと」にはまず全体の長さをつかみ、ざっくりと分けていくこと、自分の知らないやや難しい分野の文章でもです。ある意味活字の流れに慣れている、というより活字の波に乗ることが苦ではない、このパワーが大切でしょう。でもこれは小学生のこのテストに限ったことではなく、大学入試、はたまた大学の授業でも「長い文章を読むのは苦手」という人がたくさん増えているのだそうです。これも昔からですが。同じ声ですかね、これも。「わあ、長い」「わあ、難しい」「わあ、こんなの学校で習っていない

 

じゃあどうしたらいいのって?慣れることです。「○○つばさ文庫」等から、知の翼を求めて「○○文庫」の地へ。そしてイラスト等の力を借りずに、自分の力で頭の中に「登場人物」「場面」等をイメージできることが大切ではないでしょうか。そして、そんな力が育つのは実は10歳くらいまでなんです。それ以上の年齢になると、読書すらが「ムリにさせられている」ことになってしまい、なかなか育ちにくくなってくるようです。特に現代は読書の世界よりスマホの世界の方が楽しいようなので。

 

教授の授業を「あ~、○○食べたい。」とまるで聴いていないような大学生、どんどん増えているのだとか。堂々とスマホをいじるなんてのも当たり前だそうで。さあ、どうしましょう。この「読書力」と「国語力」の話、もう少し続けます。では、また。

 

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