全国統一小学生テスト申込開始（神戸市北区西鈴蘭台の中学受験専門塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #全国統一小学生テスト #公認会場

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。コロナ感染対策が徐々に緩和され、3年ぶりとか4年ぶりとかで再開されるイベント事も増えてきましたね。例年より早く咲いた桜の花見やスポーツ観戦にも多くの人出があり、飲食店も随分賑わっているように見えます。長いこと我慢していた分の反動もあるのでしょうか。先日、とある用事があり新幹線で東京まで行きましたが、まあ人の多いこと多いこと。私（当塾代表）は念のためずっとマスクをしていましたが、外国人観光客を中心にノーマスクの人も結構見かけました。コロナウィルスが消えたわけではないので、また感染拡大しなきゃいいけど…

さて、今年も6月4日に第32回「全国統一小学生テスト」が実施されます。当塾も第2回から公認会場としてテストを実施し始めて今回で31回連続となります。ここ数年はコロナ禍の影響もあってか受験者数が頭打ちの感もありましたが、今回は受験申込の出足が早いようです。これもコロナ対策「緩和」の影響でしょうか？申込開始からまだ4日ですが満席の会場も出てきています（毎回申込開始直後に満席となる会場も一部ありますが、一体どういうことでしょうか？）当塾でも午後の小3と小4は満席となりました。午前の小5と小6も残席わずかですので、検討中の方はどうぞお早めに。

この「全国統一小学生テスト」当初はネガティブな批判もありましたが、これだけ大規模なテストを無料で実施し続けるのは並大抵ではありません。全国規模でTVCMを打つなどの宣伝広告、毎回新作のオリジナル問題作成、膨大な量の成績処理…どれをとっても「単なる宣伝」の範疇を超えています。今では他の大手塾も意識せざるを得なくなったようで、自らのブランドで小学生対象の無料テストをぶつけたりするようになっています。それでも、今のところ「全国統一小学生テスト」を実施規模で追い越すようなものは出てきていません。

その一つの要因として、主催の四谷大塚が全国の塾を「公認会場」としてテスト実施をしたことが挙げられます。一般的には塾が実施するテストは、自塾の教室や会場だけでしか受けられないものです。ところが、「全国統一小学生テスト」はそれまで首都圏の四谷大塚とは何の縁もなかった地方塾でも実施できたのです。これは四谷大塚が元々塾ではなく、中学受験向けのテストを実施する会社であったことも影響しているのでしょう。（年代が上の方だと「正会員」とか「準会員」とかいう言葉にピンとくる方もいるのではないでしょうか）

一方で、テストの公正さを保つために「公認会場」には様々な細かい規則を守ることが求められます。当初はその規則を守らずに混乱をきたした「公認会場」もあり、その後のテスト実施を認めてもらえなくなった所も。当塾が16年ずっと「公認会場」をやっているということは、全国規模のテストを実施できるだけの水準であることを証明しているということでもあります。

こんなに長くやっていると、実施する側としては「また今年も6月に1回目のテストがあるなぁ」くらいの感覚なのですが、受験する小学生自体はどんどん入れ替わるので、初めて「全国統一小学生テスト」を受験するという方もいることでしょう（当たり前か）「全国統一小学生テスト」のほぼ全部の歴史を目の当たりにしてきた経験を踏まえて、「全国統一小学生テスト」がどんなテストなのか、どういう姿勢で受験して、結果をどう受け止めればいいのか…というようなお話をしたいと思います。では、また。