今年の灘中「国語」に物申す①（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #灘中 #国語

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。街中はゴールデンウィーク真っ最中ですね。そして緑が美しくなってきました。季節的にはイイ感じ？ですね。今年の中学受験で見事合格を果たした新中一生たちも、若葉同様みずみずしくキラキラと学校生活を送っていることでしょう。「今が旬」かな？もうすぐ中間テストですよ、なんて声は余計なお世話かもしれませんね。

さて、来年の受験生の気になることは「今年は志望校の文化祭あるのかな？」気になるところですよね。ちなみに、今年の灘中は、人数制限はあるものの文化祭を行うようです。楽しみですね。灘中に限らず、例えばテストに志望校として記入した中学校については、学校説明会はもちろん文化祭や体育祭など、見学可であればぜひ足をお運びください。偏差値表では見ることのできない「学校像」があるはずです。生徒たちの様子、部活の発表の仕方、教室の雰囲気などを感じ取ってください。そしてお子さんとの「相性」も見て見ましょう。

文化祭では生徒はみんな楽しそうです。「あの部活が面白そう」「みんな楽しそうだったな」でもいいでしょう。そこから例えば「白陵中の生物部に入りたい！」「雲雀丘学園中の鉄研に入りたい！」「灘中の鉄研に入りたい！」「清風中の生物部に入りたい！」また学校施設のすばらしさに憧れを抱くのもいいでしょう。「滝川第二のグラウンドで走ってみたい！」「三田学園の人工芝でサッカーをしたい！」そう思うことはとても大事なこと。それをきっかけにして、これからの受験勉強、頑張っていきましょう。「あの学校のあの部活に入りたい」と思ったら、さあ勉強しましょう。夢や憧れで終わらせないようにするのは、どこまでもアナタ次第ですよ。

さて、比較的心の余裕がある？この時期、あらためて今年の入試問題をいくつか眺めてみました。私（当塾教室長）の担当は文系なので、国語・社会の問題をいくつか見ていきたいと思います。社会？関係ないわ、なんておっしゃらずにお付き合いくださいな。今回は2022年度灘中の問題を見ていきましょう。まずは一日目の国語から。一日目の国語は「読解」＋「語句」という大問構成。これ自体は旧態依然と言ってもいいくらい長年踏襲されているものですが、今年は「読解」の方でも記述問題はたった2問だけで残りは語句問題。これは一体どうしたことか…今年の一日目国語の平均点は受験者平均点が53.4点で合格者平均が57.5点。80点満点でですよ。「この問題を攻略するにはどうしたらいいのよ！」さあて、どうしたもんでしょうか。それについては次回にしましょう。では、また。