「鉄研」がある学校は賢い⁈（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #大学入試 #女子校

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。いやあ、いきなり温かくなりました。春ですな。塾長は早くも汗だくだくで塾の階段を上ってきますし、駅のホーム近くにある桜の冬芽も一気に膨らんできました。当塾名物？のリボべジ水栽培野菜たちも、いきなり葉を伸ばし始めました。アンタたちの根っこの部分は昨日サラダになっちゃったのに…人参、大根とカワイイ芽を伸ばし中。春ですな。春といえば、国立私立の各大学入試の結果が出でくる頃でもあります。東大トップは東京の開成。二位が灘。ここでは東大合格者数がどうのこうのというつもりはありませんので、細かな学校についてのアレコレは述べません。でも、思わず言ってしまいました「関西の女子校はどうしてるんじゃい？」

東京の女子校・桜蔭が相も変わらずの合格者数です。他に雙葉・白百合学園・浦和明の星女子等、関東の有名女子校も東大合格者を出しています。「女子だからわざわざ東京まで行く気はないので…」ならば京都大学はというと、ここでようやく大阪の四天王寺の名前が。その一方、共学校に目を向けると、東大では西大和学園・白陵が、京大では洛南・清風南海・西大和学園・大阪桐蔭・高槻・開明・須磨学園・白陵・神戸大附属が二桁の合格者を輩出しています、素晴らしいですね。でも、関西の女子校って東大京大志向ではないのか？いえいえ、そんなことはないようです。

今年は数学が難しかったようで女子にはきつかった、というのはあるようです。でも、その前に関西の女子校ってもしかしたら、思いっきり誤解を恐れないでいえば、女の子には「こいさん、いとはんの世界」が残された受験なのか…東京出身の私（当塾教室長）は、いつも関西の女子校を語る前に、関西の女子について考えてしまいます。それは「女の子やし…」という今の時代に反した考え方が根強くあるのではないか？「女の子がガクモンを一所懸命やらんでも…」という「お嬢さん」的な昔々の考え方が教育に残っているのではないか？ということです。

須磨学園は今年創立100周年を迎えます。先の合格実績にも出てきましたが今や人気の進学校です。でもその始まりは「裁縫学校」でした。この他にも、前身が女子のための裁縫学校だったという例はいくつかあります。関西にはこのように「女子の学校」＝「身を立てるための実践」とする考えの学校がある一方、キリスト教を核とした伝統的な「お嬢さん学校」という学校もあります。神戸海星女子学院・松蔭などですが、親和や神戸山手女子のように違う観点から設立された学校もあります。もちろん関東でもキリスト教を核としたとした学校はいくつもあり、豊島岡女子学園は裁縫学校が始まりです。今でも「運針」を毎朝しています。伝統を引き継ぎ新しいチャレンジをする「お嬢さん」。その意味も時代と共に変化すべきなのでしょうが、関西の女子校、チョット元気がないような気もします。関西の女子よ、もっと元気に！そして女子校にも「鉄研」を設置すべし！「鉄研」がある学校は賢いのよ！（超暴論？）では、また。